KubernetesリソースオブジェクトのDaemonSet

目次

概要

daemonset構成例

Daemonsetスクロールアップグレード

Daemonsetアップグレードポリシー

例

概要
DaemonSetは、Kubernetesクラスタノードのデーモンプロセスのようなもので、各ノード(または一部のノード)で同じPodが実行され、1つしか実行されないことを保証します.適用されるシーンは、ログ収集のagent、監視のagentなど、主にいくつかのagentです.
daemonset構成例
daemonsetの構成例は次のとおりです.

apiVersion: apps/v1 
kind: DaemonSet
metadata:
  name: fluentd
spec:
  selector:
      matchLabels:
        name: fluentd
  template:
    metadata:
      labels:
        name: fluentd 
    spec:
      nodeSelector:
        type: prod 
      containers:
      - name: fluentd
        image: gcr.azk8s.cn/google-containers/fluentd-elasticsearch:1.20
        resources:
          limits:
            memory: 200Mi
          requests:
            cpu: 100m
            memory: 200Mi

Daemonsetスクロールアップグレード
スクロールアップグレード機能はKubernetesサービスがリリースした有用な機能であり、Kubernetesは1.6からDaemonSetのスクロールアップグレードをサポートし、1.7からDaemonSetのスクロールアップグレードのロールバックをサポートします.
Daemonsetアップグレードポリシー
DaemonSetには現在2つのアップグレード戦略があります.spec.updateStrategy.type指定:

OnDelete:このポリシーは、DaemonSetのテンプレートを更新すると、古いDaemonSet Podを手動で削除してこそ、新しいDaemonSet Pod

が作成されることを示しています.

RollingUpdate:このポリシーは、DaemonSetテンプレートを更新すると、古いDaemonSet Podが自動的に削除され、新しいDaemonSet

が作成されることを示します.
例
DaemonSetのスクロールアップグレードを使用するには、必要です.spec.updateStrategy.typeはRollingUpdateに設定されています.さらに設定もよい.spec.updateStrategy.rollingUpdate.maxUnavailable、デフォルト値は1です.設定spec.minReadySecondsのデフォルトは0で、DaemoSet Podの起動が利用可能であると考えられる最小秒数を指定します.
例は次のとおりです.

apiVersion: extensions/v1beta1
kind: DaemonSet
metadata:
  name: test-ds
  namespace: kube-system
  labels:
    tier: node
    app: test
spec:
  updateStrategy:
    type: RollingUpdate
  selector:
    matchLabels:
      ...
  template:
    ...

次に、

kubectl apply -f test-ds.yaml

スクロールアップグレードのステータスを表示するには、次のコマンドを使用します.

kubectl rollout status dsd/test-ds -n kube-system