Oracle SQL Developer フリーズ回避 -「ようこそページ」の非表示


Oracle SQL Developer 「ようこそページ」の非表示設定

事象

Mac に入れた SQL Developer が、起動後の初回クリックですぐに固まる。

記事の背景

久々に SQL Developer を触ることにした。Mac に SQL Developer を入れてみる。
起動したところ、ちょっとしたクリックですぐに固まる。困った。(その後の紆余曲折は省略)
メニューバーから SQLワークシート などを開き、それから操作すると固まらない模様。
「ようこそページ」が邪魔をしているという結論に至る。
その観点で調べると、設定ファイルで「ようこそページ」を表示する情報に行き当たる。救われた。
日本語での検索では到達しなかったため、ここに残したい。
なお、「ようこそページ」を表示しないチェックボックスが、「ようこそページ」自体にあるため、この様な対応が必要になる。
詳しくは末尾の元情報のリンクを参照されたし。

環境

  • macOS 11.6
  • SQLDeveloper 21.2.1.204 (ビルド204.1703)
  • Oracle Instanct Client 19.8
  • JDK 11.0.6

大雑把な手順

~/.sqldeveloper フォルダーで dtcache.xml を探す。
「ようこそページ」の表示を制御するキーがあるので、下記の状態に変更する。
なければ追加する。

dtcache.xml
   <Item>
      <Key>oracle.help.StartPageEditor:TabCheckboxState:Default</Key>
      <Value class="java.lang.Boolean">false</Value>
   </Item>

参考文献

Oracle SQL Developer Problem initializing Welcome Page