【初心者向け】AWS-SAA勉強を始まる前に確認しておくと役に立つかも知れない基本用語チェックリスト
勉強方法が完全に間違っていた
私は今年2月末、AWS-SAAに合格しました。勉強期間は約3ヶ月で、最初の2ヶ月は勉強内容がとても難しく、なかなか進むことができませんでした。SAA受験書にある内容を頑張って覚えて、ブラックベルトも何度も読んで覚えて、koiwaクラブで問題もいっぱい解きましたが、模擬試験の点数は合格点を下回っていました。受験まで1ヶ月を残して私はこの試験について考え直しました。そしてSAA受験書だけを読んでいる自分の接近方法が大きく間違っていたことに気付き、勉強戦略を変更し無事に一発で合格することができました。他の初心者の方にも少しでも楽に勉強ができるよう、応援する気持ちでこの記事を書きました。基本的な勉強方法やおすすめの本、合格手記については他の方が書いてくださった素敵な記事がいっぱいあるので、この記事では試験についての観点とチェックリストについて書きたいと思います。
AWS-SAAの本質を考える。なぜこの試験は初心者に難しいのか?
SAA勉強で会うサービスは、Amazonが販売している「商品」です。この商品たちは現実にある様々な問題を解決するために作られた商品なのです。つまり、既存の物理的インフラに多くの問題があり、その問題を解決しようとするのがAWS-SAAで出題されるサービスになります。
AWS-SAAのSAを長く書くと、Solution Architectです。考えてみるととても当たり前なことですが、この試験は、現実に存在するインフラ上の問題を認識し、原因を把握して、それに対して適切にサービスを選定、組み合わせて(Architect)解決策(Solution)を提示する能力を確認する試験なのです。
このためにはもちろん、AWSにどんなサービスがあるかを把握することも大事ですが、それ以上に「既存の問題」を認識することも大事なことになります。なので初心者はこの「既存の問題」について知識や認識が足りないから、試験の内容が難しく感じる理由になるのでは、と私は思いました。SAAの受験書やブラックベルトでは既存の問題と原因よりは、サービス、つまり解決策を重点的に提示し、詳しく説明している場合が多いので、当然受験書とブラックベルトだけでは勉強が難しくなります。では、この「問題」を理解するためには何から勉強すればいいでしょうか?これについてはっきりした回答は難しいですが、自分が勉強しながらまとめた用語のチェックリストを共有します。
AWS-SAAのサービスをより早く理解するための基礎用語チェックリスト
このリストを基礎用語と呼んでもいいのかわかりませんが、SAAの受験書では詳しく説明してくれない用語なので、一応基礎用語と呼んでいます。分類は自分が任意でしたもので、正確な分類ではありません。また、この内容がSAAの全ての内容ではないですが、このチェックリストの内容を理解するだけでもかなり勉強が楽になったので、共有します。
ネットワーク・ルーティング関連
関連AWSサービス:Route53, ELBなど
- サーバーとホスト/クライアント
- ルーター/ルーティング
- ロードバランサー/ロードバランシング
- プロトコル
- OSI 7階層 プロトコル
- TCP/IP プロトコル
- パスベースルーティング/相対パス・絶対パス
- URLとURIの違い
- NATゲートウェイ
- CIDRブロック
- IPアドレスの計算
- IPv4, IPv6
- ネットワーク容量
- プロキシ
- ACL
- Statefull/Stateless
- クッキー/セッション
- ポートとポート番号
- インバウンド/アウトバウンド
- VPN
- サブネット
- ping
- ピアリング接続
- FQDN
- CNAME
- DNS
アーキテクチャ関連
- n階層ウェブアプリケーション(3階層が多い)
- CORS
- ワークロード
- 柔軟結合
- Iaas / Paas / SaaS
ストレージ関連
関連AWSサービス:S3, EBS, EFS など
- ファイルストレージ/オブジェクトストレージ/ブロックストレージの違い
- HDDとSSDの違い
- スループット/IOPS
- キュー/スタック
- RAMとROMの違い
- RAID5種類
サーバーレス
関連AWSサービス:Lambda, API Gateway, ECS(Fargate, EKS, ECR)など
- サーバーレスについての基本概念と理解
- Docker/Kubernetes
その他
- ボトルネック
- プロビジョニング
- API
- PCの各部品の役割(CPU, メモリ, HDDなど)
検索を習慣化しよう・焦らず全体を見よう
上記の通り、AWSのサービス全部販売されている商品です。受験者だけではなく、実際業界の人もどんな状況でどんなサービスを利用すればいいかについての悩みと議論、そしてまとめられた資料がネットにいっぱいあります。なので受験書で分からない言葉が出たら、まずはなんでも検索してみましょう。
私がこうやって基礎的内容を勉強を始めた際には、正直、損をする気がしました。基礎の内容よりは問題を一個でも解いてみる方が早いのではないかと焦っていましたが、基礎の内容に集中した結果、SAAのサービスを理解する速度が早くなり、模擬試験の点数も段々上がり、合格することができました。
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Author And Source
この問題について(【初心者向け】AWS-SAA勉強を始まる前に確認しておくと役に立つかも知れない基本用語チェックリスト), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/__jay/items/5f3f77915478557d2ccc著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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