Edge が Chrome インストールを止めようとしてくるらしいので、Edge を使わず Chrome をインストールしてみた


Windows に標準で搭載されているブラウザ Microsoft Edge (Edge) は、よく Google Chrome (Chrome) をダウンロードするために使うブラウザと揶揄されます。

そんな Edge さんは最近、Google Chrome をインストールすると必死に引き止めてくる機能を実装するかもしれないそうです。

GIGAZINE : Edgeに「Chromeのダウンロードを中止するように必死で促す新機能」が追加、実際の画面はこんな感じ
https://gigazine.net/news/20211203-edge-chrome/

え。。。なにしてくれてんの。。。

でも、ちょっとまってください。
そもそも、Google Chrome をインストールするのに Edge や他のブラウザを使う必要はありません。

ブラウザを使わずコマンドで Google Chrome インストール

PowerShell で下記コマンドを実行するだけです。
(PowerShell は管理者権限の必要ないです)

winget install --id Google.Chrome --force --silent

インストールした Chrome は、通常の方法でインストールした Chrome と同じくアップデートやアンインストールが可能です。

あれ? winget コマンドがエラーになる

こんなエラーが出た場合。
(エラーは赤文字で表示されてるはず)

> winget install --id Google.Chrome --force --silent
winget : 用語 'winget' は、コマンドレット、関数、スクリプト ファイル、または操作可能なプログラムの名前として認識され
ません。名前が正しく記述されていることを確認し、パスが含まれている場合はそのパスが正しいことを確認してから、再試行して
ください。

winget は Windows 11 に標準搭載されている Microsoft 公式ツールです。
Windows 10 でエラーが出た場合、winget をインストールしてください。
インストール方法について詳しくは別記事を参照ください。
winget 自体も PowerShell からコマンドでインストールできます。(できるようにしました。)

感想

Chromium ベースの Microsoft Edge は正直悪くはないと私は思います。
初心者が使っていても、IE や 旧 Edge のときのように乗り換えを薦めたりしません。
ただ、今回も含め反感を買うような方法はいただけないですね。

winget は Adobe Reader や Zoom などのアプリもインストールできます。
今回は Edge の不満からコマンドインストール方法をご紹介しましたが、こちらの方が簡単なんじゃないでしょうか?
社内 SE などしている方は、Infrastructure as Code の第一歩として winget からのアプリ導入をオススメします。
スクリーンショットたくさんの手順書作るより、コマンド1行実行するほうが絶対に楽です。

最後に、私は winget より Scoop 派、Chrome より Vivaldi 派です。