Virtualbox上のCentOSにGuest AdditionsをインストールしてWindowsとフォルダーを共有させる


色々と作業しやすいようにCentOSにGuestAdditionsをインストールして、
ファイルを共有させます。
手動で面倒だったら、vagrantとかを使ったほうがいいです。

環境

  • hostOS : Windows 10
  • guestOS : CentOS 7
  • Virtualbox

Guest Additionsをインストール

1.事前に必要なものをインストール

yum -y install epel-release
yum -y groupinstall "Development Tools"
yum -y install dkms bzip2 gcc make kernel-devel kernel-headers

2.Guest AdditionsのCDイメージ挿入

VirtualboxでCentOSを起動させて、
メニューバー -> デバイス -> Guest Additions CD イメージ挿入をクリック

3.Guest Additionsをマウント

mkdir -p /mnt/cdrom
mount -r /dev/cdrom /mnt/cdrom

ちゃんとマウントできていれば、/mnt/cdromにファイルがいくつかあるはずです。

4.Guest Additionsをインストール

sh /mnt/cdrom/VBoxLinuxAdditions.run
reboot #CentOSの再起動

フォルダーの共有

1.Virtualboxでの設定

virtualboxの共有フォルダーから共有したいフォルダーの名前とPATHを設定しておきます。

2.共有フォルダーのマウント

①Virtualboxでマウント

virtualboxで共有したいフォルダーの名前をダブルクリックして、自動マウントにチェックをいれます。
そうすると、/media/sf_share_folder_nameにマウントされます。

②CentOS上でマウント

pwd /home/user
mkdir sample
mount -t vboxsf share_folder_name /home/user/sample

これでフォルダーの共有は完了なのですが、このままだとログインする度にマウントする必要があります。
それを避けるためにマウントを自動化させましょう。

echo 'mount -t vboxsf share_folder_name /home/user/sample' >> /etc/rc.local 
chmod +x /etc/rc.d/rc.local  #実行権限を付加
source /etc/rc.local

これで自動化されます。

参考