さようなら CentOS8 こんにちは AlmaLinux


CentOS8 のEOL問題

2020年12月 に「CentOS8 のリリースは2021年末まで」という(詳しくはこちら)発表からはや半年、そろそろなんとかしないと重い腰を上げてみました。

RHEL互換をうたっている移行先

「Red Hat Enterprise Linux 8、CentOS Stream 8、Oracle Linux 8、RockyLinux、AlmaLinux」があり、ぱっとみ CentOS Stream 8 がよさそうにみえますが Fedora みたいな位置づけのようです。そんな訳でいまのとろこ商用利用可能な RockyLinux AlmaLinux が有力かなと思っています。

CentOS Stream の移行方法

とりあえずCentOS Stream に移行してみる。
CentOS Linux 8 から CentOS Stream 8 へのマイグレーションは意外と簡単でした。

# dnf install centos-release-stream
# dnf distro-sync
# uname -r
4.18.0-301.1.el8.x86_64
# cat /etc/redhat-release
CentOS Stream release 8

とりあえずkvmとそのゲストOSも含めて移行してみたが特に問題なく使えている(当たり前か)。

AlmaLinux

いまのとろこのAlmaLinux に移行して運用しようと思っています。こちらもマイグレーションは簡単ですね。

# curl -O https://raw.githubusercontent.com/AlmaLinux/almalinux-deploy/master/almalinux-deploy.sh
# sudo bash almalinux-deploy.sh
# uname -r
4.18.0-240.22.1.el8_3.x86_64
# cat /etc/almalinux-release
AlmaLinux release 8.3 (Purple Manul)

マイグレーションをする際の注意

当たり前だけど 必ずバックアップしてから実施すること。あと 1G位の空きが必要となるようです。

AlmaLinux で運用してみて

とりあえず AlmaLinux に移行して2週間。特に問題なく使えてます。1点不満なのは Cockpit からの ソフトウエア更新チェックが遅いこと。それ以外は問題なく動作していrます。

参考にさせて頂いたサイト

AlmaLinuxを使ってみた(後編)
Red Hat Enterprise Linux のバイナリ互換 OS の AlmaLinux をいじってみた。
CentOS8の2021年末でのサポート終了を受けて今後の対応策と選択肢を考える