音声入力で確定申告の領収書を瞬殺する方法
はじめに
- フリーランスなので確定申告をする必要があるが、毎年ギリギリまでなにもしないので領収書を帳簿につける作業が地獄。
- 今年は音声入力を使ってわりと楽に帳簿をつけられたので、来年またギリギリまで何もしない自分向けに記録しておく。
なぜ音声入力か?
- 領収書をたぐりながらキーボードで入力をすると手元が忙しくなって効率が悪いしわりとストレス。
- 領収書を持って音声で入力できるとあまり忙しい感じがなく低ストレスで比較的効率よく作業ができる。
- テンキー使ってガシガシ入力できるプロの人とかに比べたらもちろん作業は遅いと思うがたまにしかやらないので嫌にならずにできることのほうが大事。
他の方法もあるのでは?
- 画像認識なんかもあるのは知っているが一枚ずつ写真に撮っておくるのはわりと面倒。データ反映まで時間がかかったり取り込み件数に上限があったりするので、確定申告ギリギリで大量に領収書を処理したい場合には向かない。
- 毎日帳簿をつけられる偉い人には嬉しいのだと思う。
なにでやるのか?
- macOS の音声入力機能を使う。
- Google ドキュメントの音声入力も試してみたが、自分の滑舌とか用途だと macOS のものが精度が良かった。
どうやるのか?
- Fn キー連打で音声入力機能を有効にする。
- Fn キー 2 連続押下で音声入力開始。
- 入力時に出てくるポップアップの "完了" ボタン押下で音声入力終了。
領収書を帳簿につける手順は?
- 領収書を勘定科目毎(交通費、会議費、接待交遊費など)に分ける。
- 領収書を見ながら音声入力で日付と金額をどんどん入力していく。
- 入力したデータを正規化して CSV などでインポートできる形式に変換する。
領収書を勘定科目毎に分ける
- がんばってやる。
音声入力で日付と金額を入力する
- 「いちがつついたちひゃくえん、にがつついたちにひゃくえん」といった具合にどんどん入力していく。
- 改行や空行は後の工程で適当に無視するので見やすいように適当に入力していく。
- 音声入力のコツとしては合成音声っぽく発音すると認識しやすそうだった。
- 「はっぴゃくえん」とか「さんびゃくえん」とか破裂音は認識苦しいようなので余り音声入力にこだわらずに適当にキーボードを使って入力していく。
入力したデータを正規化する
- 入力した日付と金額をカンマ区切りにして任意の CSV にコピペしやすくする。
- 前の段階でできたデータは以下のようなものになる。
1月1日100円1月2日100円1月3日100円1月1日510円1月1日100円1月2日100円1月3日100円1月1日510円
1月10日1,00円12月2日10,000円
- これを以下のコマンドで変換する。
- データは
data.txt
に入っているものとし、 out.csv
に出力されるものとする。
perl -lne '
s/,//g;
while(m/(\d+)月(\d+)日([\d,]+)円/g) {
print "2017/$1/$2,$3";
}
' data.txt > out.csv
- out.csv は以下のような感じになる
2017/1/1,100
2017/1/2,100
2017/1/3,100
2017/1/1,510
2017/1/1,100
2017/1/2,100
2017/1/3,100
2017/1/1,510
2017/1/10,100
2017/12/2,10000
データを任意の仕訳帳形式にしてインポートする
- ここまでやれば後は CSV インポートなんかができる任意の仕訳帳にコピーしていけばいいはず。
- 自分は MF 確定申告をつかっているのでその手順だけ記載する。
- 去年くらいにクラウドの確定申告サービスで仕訳帳をいい感じに CSV インポートできるものが MF 確定申告くらいしか見つからなかった。今探せばもっと他でもできるかもしれない。
MF確定申告にログイン
- ログインする
年度の切り替え
- 年度が一昨年のものになっているはずなので操作する年度を去年に切り替える
- ホーム画面右上のユーザー名のメニューボックスから "事業所・年度の管理"
- これで残高などを引き継いで次年度の入力へ切り替える
仕訳帳のひな形のダウンロード
- メニュー "会計帳簿" > "仕訳帳"
- "インボート" ボタン押下 > "仕訳帳"
- "サンプルフォーマットをダウンロード" でサンプルの "journal_sample.csv" をダウンロード
仕訳帳の作成
- 先に領収書から作ったデータを使って仕訳帳を作成する。
仕訳帳のインポート
- ひな形をダウンロードしたページからインポートを行う。
- 領収書をたぐりながらキーボードで入力をすると手元が忙しくなって効率が悪いしわりとストレス。
- 領収書を持って音声で入力できるとあまり忙しい感じがなく低ストレスで比較的効率よく作業ができる。
- テンキー使ってガシガシ入力できるプロの人とかに比べたらもちろん作業は遅いと思うがたまにしかやらないので嫌にならずにできることのほうが大事。
他の方法もあるのでは?
- 画像認識なんかもあるのは知っているが一枚ずつ写真に撮っておくるのはわりと面倒。データ反映まで時間がかかったり取り込み件数に上限があったりするので、確定申告ギリギリで大量に領収書を処理したい場合には向かない。
- 毎日帳簿をつけられる偉い人には嬉しいのだと思う。
なにでやるのか?
- macOS の音声入力機能を使う。
- Google ドキュメントの音声入力も試してみたが、自分の滑舌とか用途だと macOS のものが精度が良かった。
どうやるのか?
- Fn キー連打で音声入力機能を有効にする。
- Fn キー 2 連続押下で音声入力開始。
- 入力時に出てくるポップアップの "完了" ボタン押下で音声入力終了。
領収書を帳簿につける手順は?
- 領収書を勘定科目毎(交通費、会議費、接待交遊費など)に分ける。
- 領収書を見ながら音声入力で日付と金額をどんどん入力していく。
- 入力したデータを正規化して CSV などでインポートできる形式に変換する。
領収書を勘定科目毎に分ける
- がんばってやる。
音声入力で日付と金額を入力する
- 「いちがつついたちひゃくえん、にがつついたちにひゃくえん」といった具合にどんどん入力していく。
- 改行や空行は後の工程で適当に無視するので見やすいように適当に入力していく。
- 音声入力のコツとしては合成音声っぽく発音すると認識しやすそうだった。
- 「はっぴゃくえん」とか「さんびゃくえん」とか破裂音は認識苦しいようなので余り音声入力にこだわらずに適当にキーボードを使って入力していく。
入力したデータを正規化する
- 入力した日付と金額をカンマ区切りにして任意の CSV にコピペしやすくする。
- 前の段階でできたデータは以下のようなものになる。
1月1日100円1月2日100円1月3日100円1月1日510円1月1日100円1月2日100円1月3日100円1月1日510円
1月10日1,00円12月2日10,000円
- これを以下のコマンドで変換する。
- データは
data.txt
に入っているものとし、 out.csv
に出力されるものとする。
perl -lne '
s/,//g;
while(m/(\d+)月(\d+)日([\d,]+)円/g) {
print "2017/$1/$2,$3";
}
' data.txt > out.csv
- out.csv は以下のような感じになる
2017/1/1,100
2017/1/2,100
2017/1/3,100
2017/1/1,510
2017/1/1,100
2017/1/2,100
2017/1/3,100
2017/1/1,510
2017/1/10,100
2017/12/2,10000
データを任意の仕訳帳形式にしてインポートする
- ここまでやれば後は CSV インポートなんかができる任意の仕訳帳にコピーしていけばいいはず。
- 自分は MF 確定申告をつかっているのでその手順だけ記載する。
- 去年くらいにクラウドの確定申告サービスで仕訳帳をいい感じに CSV インポートできるものが MF 確定申告くらいしか見つからなかった。今探せばもっと他でもできるかもしれない。
MF確定申告にログイン
- ログインする
年度の切り替え
- 年度が一昨年のものになっているはずなので操作する年度を去年に切り替える
- ホーム画面右上のユーザー名のメニューボックスから "事業所・年度の管理"
- これで残高などを引き継いで次年度の入力へ切り替える
仕訳帳のひな形のダウンロード
- メニュー "会計帳簿" > "仕訳帳"
- "インボート" ボタン押下 > "仕訳帳"
- "サンプルフォーマットをダウンロード" でサンプルの "journal_sample.csv" をダウンロード
仕訳帳の作成
- 先に領収書から作ったデータを使って仕訳帳を作成する。
仕訳帳のインポート
- ひな形をダウンロードしたページからインポートを行う。
- macOS の音声入力機能を使う。
- Google ドキュメントの音声入力も試してみたが、自分の滑舌とか用途だと macOS のものが精度が良かった。
どうやるのか?
- Fn キー連打で音声入力機能を有効にする。
- Fn キー 2 連続押下で音声入力開始。
- 入力時に出てくるポップアップの "完了" ボタン押下で音声入力終了。
領収書を帳簿につける手順は?
- 領収書を勘定科目毎(交通費、会議費、接待交遊費など)に分ける。
- 領収書を見ながら音声入力で日付と金額をどんどん入力していく。
- 入力したデータを正規化して CSV などでインポートできる形式に変換する。
領収書を勘定科目毎に分ける
- がんばってやる。
音声入力で日付と金額を入力する
- 「いちがつついたちひゃくえん、にがつついたちにひゃくえん」といった具合にどんどん入力していく。
- 改行や空行は後の工程で適当に無視するので見やすいように適当に入力していく。
- 音声入力のコツとしては合成音声っぽく発音すると認識しやすそうだった。
- 「はっぴゃくえん」とか「さんびゃくえん」とか破裂音は認識苦しいようなので余り音声入力にこだわらずに適当にキーボードを使って入力していく。
入力したデータを正規化する
- 入力した日付と金額をカンマ区切りにして任意の CSV にコピペしやすくする。
- 前の段階でできたデータは以下のようなものになる。
1月1日100円1月2日100円1月3日100円1月1日510円1月1日100円1月2日100円1月3日100円1月1日510円
1月10日1,00円12月2日10,000円
- これを以下のコマンドで変換する。
- データは
data.txt
に入っているものとし、 out.csv
に出力されるものとする。
perl -lne '
s/,//g;
while(m/(\d+)月(\d+)日([\d,]+)円/g) {
print "2017/$1/$2,$3";
}
' data.txt > out.csv
- out.csv は以下のような感じになる
2017/1/1,100
2017/1/2,100
2017/1/3,100
2017/1/1,510
2017/1/1,100
2017/1/2,100
2017/1/3,100
2017/1/1,510
2017/1/10,100
2017/12/2,10000
データを任意の仕訳帳形式にしてインポートする
- ここまでやれば後は CSV インポートなんかができる任意の仕訳帳にコピーしていけばいいはず。
- 自分は MF 確定申告をつかっているのでその手順だけ記載する。
- 去年くらいにクラウドの確定申告サービスで仕訳帳をいい感じに CSV インポートできるものが MF 確定申告くらいしか見つからなかった。今探せばもっと他でもできるかもしれない。
MF確定申告にログイン
- ログインする
年度の切り替え
- 年度が一昨年のものになっているはずなので操作する年度を去年に切り替える
- ホーム画面右上のユーザー名のメニューボックスから "事業所・年度の管理"
- これで残高などを引き継いで次年度の入力へ切り替える
仕訳帳のひな形のダウンロード
- メニュー "会計帳簿" > "仕訳帳"
- "インボート" ボタン押下 > "仕訳帳"
- "サンプルフォーマットをダウンロード" でサンプルの "journal_sample.csv" をダウンロード
仕訳帳の作成
- 先に領収書から作ったデータを使って仕訳帳を作成する。
仕訳帳のインポート
- ひな形をダウンロードしたページからインポートを行う。
- 領収書を勘定科目毎(交通費、会議費、接待交遊費など)に分ける。
- 領収書を見ながら音声入力で日付と金額をどんどん入力していく。
- 入力したデータを正規化して CSV などでインポートできる形式に変換する。
領収書を勘定科目毎に分ける
- がんばってやる。
音声入力で日付と金額を入力する
- 「いちがつついたちひゃくえん、にがつついたちにひゃくえん」といった具合にどんどん入力していく。
- 改行や空行は後の工程で適当に無視するので見やすいように適当に入力していく。
- 音声入力のコツとしては合成音声っぽく発音すると認識しやすそうだった。
- 「はっぴゃくえん」とか「さんびゃくえん」とか破裂音は認識苦しいようなので余り音声入力にこだわらずに適当にキーボードを使って入力していく。
入力したデータを正規化する
- 入力した日付と金額をカンマ区切りにして任意の CSV にコピペしやすくする。
- 前の段階でできたデータは以下のようなものになる。
1月1日100円1月2日100円1月3日100円1月1日510円1月1日100円1月2日100円1月3日100円1月1日510円
1月10日1,00円12月2日10,000円
- これを以下のコマンドで変換する。
- データは
data.txt
に入っているものとし、out.csv
に出力されるものとする。
- データは
perl -lne '
s/,//g;
while(m/(\d+)月(\d+)日([\d,]+)円/g) {
print "2017/$1/$2,$3";
}
' data.txt > out.csv
- out.csv は以下のような感じになる
2017/1/1,100
2017/1/2,100
2017/1/3,100
2017/1/1,510
2017/1/1,100
2017/1/2,100
2017/1/3,100
2017/1/1,510
2017/1/10,100
2017/12/2,10000
データを任意の仕訳帳形式にしてインポートする
- ここまでやれば後は CSV インポートなんかができる任意の仕訳帳にコピーしていけばいいはず。
- 自分は MF 確定申告をつかっているのでその手順だけ記載する。
- 去年くらいにクラウドの確定申告サービスで仕訳帳をいい感じに CSV インポートできるものが MF 確定申告くらいしか見つからなかった。今探せばもっと他でもできるかもしれない。
MF確定申告にログイン
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年度の切り替え
- 年度が一昨年のものになっているはずなので操作する年度を去年に切り替える
- ホーム画面右上のユーザー名のメニューボックスから "事業所・年度の管理"
- これで残高などを引き継いで次年度の入力へ切り替える
仕訳帳のひな形のダウンロード
- メニュー "会計帳簿" > "仕訳帳"
- "インボート" ボタン押下 > "仕訳帳"
- "サンプルフォーマットをダウンロード" でサンプルの "journal_sample.csv" をダウンロード
仕訳帳の作成
- 先に領収書から作ったデータを使って仕訳帳を作成する。
仕訳帳のインポート
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- 去年くらいにクラウドの確定申告サービスで仕訳帳をいい感じに CSV インポートできるものが MF 確定申告くらいしか見つからなかった。今探せばもっと他でもできるかもしれない。
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この問題について(音声入力で確定申告の領収書を瞬殺する方法), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/nirasan/items/d523777fedefd75dbf76著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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