サーバントリーダーシップの重要性に気づいてほしい


ここ何年か、チームのサーバントとして活動してきましたが、改めて自分が大事にしていることは何か、整理したいと思いました。
また広く共有することで、皆さんのチームが「ただの人の集まり」から一歩進んだ存在になれるのではないかと期待します。

※初めての投稿なので意思表明しておきます。
 皆様の反応(共感、反論、アドバイス)なんでもwellcomeです。よろしくお願いします。

この記事のゴール

  • サーバントリーダーシップの効果が認識/評価され、目指す人が増える。
  • サーバントリーダーシップによるチームビルディングのやり方が知りたくなる。
  • 他のサーバント活動をしている人の意見を知りたい、繋がりたい。

サーバントリーダーシップとは

管理者が方針を決めて作業に分解し、メンバーへは作業の進捗管理のみを行うやり方ではなく、チームメンバー全員が主体となって活動することを支援します。
面倒な雑務を奴隷のようにこなすことではありません。

サーバントリーダーシップの必要性

管理者がメンバーに指示を出してチーム作業を実施するやり方は管理者が全て決める必要があり、メンバーの考える機会をも奪うことに繋がります。
また管理者だけでなく、メンバーの仕事も複雑さが増しており、
リーダークラスのように自分で突破できることが求められます。
サーバントリーダーシップを通じてメンバーを繋げることで、これらの課題を解決します。

サーバントリーダーシップの効果

管理者向け

個人の成果を大事だと認めつつも、チームの成果をなにより重視して活動します。
トラブルが発生してもチーム内で互いにフォローすることで、チームの成果を出すことを目指します。
チームの自己組織化を促すため、指示出し型の管理に比べてメンバーの成長につながります。

メンバー向け

議論することでメンバーが相互に納得できます。
心理的安全を重視し、困ったときはチームにヘルプを求めることができます。
作業に集中できる環境/仕組みを提供します。

おすすめしたい人

自分の作業が回らなくなってきた、責任が重いと感じるチームリーダー

私自身、アーキテクトチームのリーダーをしていたときに、決めることが多すぎて破綻しました。
重要項目を全て自分が決めるのではなく、チームに権限移譲できるヒントがサーバントリーダーシップにはあると思います。

作業のやり方に不満を感じているメンバー

改善のチャンスです。結果的にやり方が変わらなかったとしても、なぜダメなのか理解できた/納得感があれば生産性が上がると思いませんか。

終わりに

今回は導入として、サーバントリーダーシップのメリットについてまとめてみました。
次回は具体的なチームビルディングのやり方について書きたいと思います。