Vert.x 3 でのEventbusサンプルの動かし方


概要

Vert.x 3.0.0のサンプルに入っているEventbusを介したサーバー・クライアントのサンプルプログラムの動かし方のメモです。

追記(2016/2/9)

CentOS 7にて実行してみたところうまく動作しないので、調べてみたところ、Firewall-cmdでUDPのポートを開ける必要がありました。

firewall-cmd --add-port=54327/udp --zone=public --permanent

ポートNoは、Vertxインストールフォルダ配下にある、default-cluster.xmlに記載されているポート番号となります。

cluster オプション

Eventbusを介して、プロセス間で通信するには、-clusterオプションを引数に渡します。

# サーバー側
$ cd core-examples/src/main/groovy/io/vertx/example/core/eventbus/pointtopoint
$ vertx run receiver.groovy -cluster 
# クライアント側
$ cd core-examples/src/main/groovy/io/vertx/example/core/eventbus/pointtopoint
$ vertx run sender.groovy -cluster 

サーバープロセスの追加

サーバー側プロセスをもう1つ追加したい場合も同様に別ターミナルで-clusterオプションを指定して起動するだけです。

Eventbus(プロセス間)の通信設定

$VERTX_HOME/conf/default-cluster.xml に サーバー間の通信設定が記載されています。
通信モードは3つあるようです。
* udp(デフォルト)
* tcp
* aws