buildrootでブータブルCDを作成する


aptならbuild-essential、ncurses-dev、gcc-multilibあたりが必要です。
RPMな人は適当に読み替えてください。

最新版を持ってきて

wget https://buildroot.uclibc.org/downloads/buildroot-2017.02.1.tar.bz2
bzcat buildroot-2017.02.1.tar.bz2 | tar x
cd buildroot-2017.02.1/

qemu_x86_defconfigを基にして

make qemu_x86_defconfig
make menuconfig

まず Bootloaders の syslinux をチェック。

Bootloaders --->
[ * ] syslinux

それからFilesystem imagesのcpio the root filesystemとiso imageをチェック。

Filesystem images --->
[ * ] cpio the root filesystem (for use as an initial RAM filesystem)
[ * ] iso image

圧縮はしなくても構いません。
Bootloadersをsyslinuxだけにしておけばiso imageの詳細はよしなに設定されます。

makeするとoutput/images/rootfs.iso9660が出来上がります。
拡張子はisoに変えたほうがゲイツ君とかに嫌われなくて済みますが本当はiso9660の方が正しいですね。


最初pc_x86_64_bios_defconfigを使って随分トラブルが発生しました。
ブートローダがsyslinuxだけだとビルドがコケるとかisolinux.cfgを書き換えなきゃいけないとか。
qemu_x86_defconfigは上記の通りスムーズでした。