坂井 弘亮 2ステップで作る 組込みOS自作入門 備忘録(主に環境構築について)


坂井 弘亮 2ステップで作る 組込みOS自作入門 の備忘録です。環境構築で苦労したのでそれについてに主にまとめました。

ホスト環境

  • MacBook Pro (13-inch,2018,Four Thunderbolt 3 Ports)

  • プロセッサ 2.3GHz Intel Core i5

  • メモリ 16 GB 2133 MHz LPDDR3

  • macOS Mojave Ver 10.14.5

ハード

電源ケーブル、マイコン

電源ケーブル、マイコンは秋葉原の秋月電子通商にて購入しました。マイコンはレジの店員さんに聞いたら倉庫から出してくださいました。電源ケーブルは自分の場合5Vを買いました。特に問題なく動きました。

シリアルケーブル

自分はホストとしてMac Book Pro を使用したので

シリアルケーブル - USB Type-C 変換アダプタをアマゾンで購入しました。

購入したのは以下の商品です。

DSD TECH SH-RS232B USB Type-C to RS232 シリアル 変換ケーブル FTDI FT232チップ付き MacBook Pro/Air 2018と他のUSB-Cラップトップ用

こちらの商品は別途ドライバーなどをインストールする必要がありませんでした。

環境構築

はじめUbuntu on Docker 上でやろうとしましたがうまくいかなかったのでVirtualBoxにこちらで配布されているVMイメージをダウンロードしました。

VMイメージダウンロード

キーボードレイアウト変更

usキーボードを使用している方

loadkeys us

VMイメージのパスワード

(一般ユーザ) ID:user Password:progtooluser

(スーパーユーザ) ID:root Password:progtoolroot

参考になったサイト

少し参考書と違うところがある(単純な間違いと思われる。)
h8writeディレクトリがないので作る。

注意事項

  • make writeはsuでないと実行できない。

minicom

はじめはScreenを使っていましたが4章以降ファイルの読み込み方法が
わからなかったので当参考書で説明があるminicomを使用しました。

  • シリアルファイルはminicomを使用する場合/dev/serial/by-id/usb-FTDI_USB_Serial_Conveter_FTEFGBJ1-if00-port0だと長すぎる為記述できない。代わりに/dev/ttyUSB0が使用できる。

  • minicom -s -o で設定画面起動

  • minicom -o で通常起動

  • C-a s で転送ファイル指定

  • C-a x で終了

リンカスクリプトについて

以下が参考になりました。

リンカスクリプトの書き方