ターミナルをiTerm2からAlacrittyに乗り換えてみた


やったこと

Macを使っていると自然とターミナルはiTermを使っていた。

しかし、最速をアピールした Alacrittyなるものがあることを知り、試しにと導入してみた。
A cross-platform, GPU-accelerated terminal emulator とのこと。

導入した結果、速くて使いやすいのでこのまま使おうと思う。
changelogより このときの最新のAlacritty Version 0.3.0 を使いました。
homebrewのこのときのバージョン

お手軽

iTerm2 + tmux + zsh の環境なのだが、このiTerm2のところを変更するだけでほぼいけた。
よって
Alacritty + tmux + zsh の環境にすぐのりかえることができた。

インストールの流れ

  1. brew cask install alacritty
  2. Alacritty を起動する
  3. このとき、日本語表示対応のために ~/.bash_profileexport LANG=ja_JP.UTF-8 を追加しておく
  4. デフォルトの設定でよいならこのままOK。これだけ。tmuxを使っている場合はそのまま起動もする

変更したこと

$XDG_CONFIG_HOME/alacritty/alacritty.yml を設定する。
メインの設定はここ。

フォントの変更

好きなフォントでよいと思います。

$XDG_CONFIG_HOME/alacritty/alacritty.yml
# Font configuration (changes require restart)
font:
  # Normal (roman) font face
  normal:
    # Font family
    #
    # Default:
    #   - (macOS) Menlo
    #   - (Linux) monospace
    #   - (Windows) Consolas
    family: "Ricty Diminished"

※ このフォントは入手しないといけないタイプのフォントです。
他のboldやitalicも同様に変更。

文字のサイズ

$XDG_CONFIG_HOME/alacritty/alacritty.yml
  # Point size
  size: 14.0

これもお好み。

その他変更

あとは、historyやterminalのpaddingなど。
細かいところだと透過の設定。

$XDG_CONFIG_HOME/alacritty/alacritty.yml
# Background opacity
#
# Window opacity as a floating point number from `0.0` to `1.0`.
# The value `0.0` is completely transparent and `1.0` is opaque.
background_opacity: 0.7

こんな感じですぐに使えるようになります。

参考