日刊イトイの岩田氏の対談を読んだ感想とメモ


社長に学べ

人間はやっぱり、
自分のやったことをほめてくれたり
よろこんでくれたりする人がいないと
木にはのぼらないと思うんです。

子供から大人になる過程で、少しづつ自分の力だけでモチベーションを
コントロールできるようになるものだけど、それでもやっぱり飴は必要という話。
子供の頃の飴は特に大事だよね。

「逃げない」と決めてから
材料集めに入るわけですが、
たぶんその面談のときにわたしは
「判断は、情報を集めて分析して
優先度をつけることだ」
ということがわかったんです。

「そこで出た優先度に従って
ものごとを決めて進めていけばいい」
と思うようになりました。

自分にある裁量の限り、シッカリとやりたい。
こういうのは、自分の裁量外のところは手が届かないので
歯がゆくて仕方がない。

会社との信頼関係があれば
人は残ってくれますけど、
「ここにいても芽が出ない」とか
「ここにいても不幸になる」と思ったら、
誰でも出ていくじゃないですか。

ホントにその通り。

まちがっていることがわかっていたら、
その人が受けとって
理解して共感できるように
伝えないと意味がないわけで
「なぜ相手は自分のメッセージを
受けとらないんだろう」という気持ちは、
ただしいことをいう人たちにはないんですね。

正しいとされることを伝える際には、まずは相手との人間関係を気付く必要がある。
ただ、それを考え始めたら、他人にアドバイスをするのは怖くなった。
アドバイスをすることって、言う人に対してはメリットがあまりないんだよね。

「人は逆さにして振らないと
こんなにもモノをいえないのか」
とあらためて思いました。
質問攻めにしないと、
ほんとうに考えていることが
ききだせなかったりしますから。

1 on 1のMTGでも、傾聴する技術が大事ってことなんだろうな。
この辺りは、どうやったらいいんだろ?

唯一決まっているのが
「あなたはいまハッピーですか?」
という最初の質問でした。

シンプルやけど、いい質問やと思う。俺も使おう。

人が相手のいうことを受けいれてみようと思うかどうかの判断は
「相手がトクになるからそういっているか」
「相手が心からそれをいいと思っていっているか」の、
どちらと思ってきかれているかが
すべてだと思うんですね。

後者が難しいと思ったら、前者の方に導いていくのがいいのかもしれない。

結局は
「こういう材料がそろっていたら、君ならどう考える?」
ということをきいているんです。
「ぼくでもそうしますね」
ということになったら、安心じゃないですか。

情報を出すのって大事。
あと、評価の仕方なんかで、君ならどう考える?とか聞くのも効果ありそう。

「なにを大学で勉強して、
どうして任天堂に入ろうと思って、
入ってきてからこれまでなにをしてきて、
なにをやっていたときにたのしくて、
なにをやっていたときに
つらかったのですか?」

いつか使えるかも?