【NetApp】Snapmirrorとは


いろいろな資料を見てみたので簡単にまとめてみます。

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◯Snapmirrorとは…

  • レプリケーションやDRに最適なNetAppの機能
  • src側Volumeデータをdst側の別Volumeに対してデータコピーする(遠隔地も可)
  • 機能モードとしては、Volume(推奨)とqtreeの2種類

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◯仕組み

  • volume snapirror は物理ブロックレベルで動作する
  • src側の全Snapshotを含むVolume全体のコンテンツとVolume全属性をそのままレプリケートする
  • srcとdstのONTAP version は同じまたは src側のメジャーバージョン以上である必要がある

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◯動作

①ベースラインコピー(Base Snapshot)を作成

  • Volume内のsrcからdstにレプリケートしたもの
  • Base Snapshotのみ存在するケースで、Base Snapshotを削除してしまうと再度全同期となる

②定期的なレプリケーション

  • 手動でも同期することが可能
  • 一般的には、以下の3種類のモードを使用する
    • 非同期
      • src側で定期的にSnapshotコピーが作成される
      • 全快との差分のみがdst側に同期される
    • 同期
      • src側に変更が生じたら、即同期される
    • 半同期
      • 非同期と同期のようそを兼ね備えたモード

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◯補足

snap autodelete機能は、Snapmirrorのsrc側にしか設定することができない
また、snap autodelete機能は接続形式に依存しないので、Snapmirrorの環境でも利用可能