[ReVIEW Tips] 最新版(開発版)をインストールする


ReVIEWはgem(RubyGems)パッケージとしても配布されているので、gemコマンドを使って簡単にインストールすることができます。

$ gem install review

※管理者権限がないとインストールできない環境の場合、sudoを前につけてください。

$ sudo gem install review

ところが、良くも悪くもReVIEWは現在も鋭意開発中のため、最新版じゃないと使えない機能や、gem版でインストールすると微妙な動きをすることがあります。そのような場合、MLやgithub issuesに報告して欲しいわけですが、そうすると「それはgithubの最新版では修正されています」という答えが返ってくることもあります。これを使うには、最新版をインストールして使うことになります。

開発版インストール(ふつうのやり方編)

githubの最新版は、いわゆる「開発版」というやつで、ちょっとインストールが面倒になっています。

まず、インストールするにはgitを導入するのがおすすめです。gitコマンドのインストール方法は各プラットフォームによって異なるので省略します。なお、WindowsやMac OS Xの場合、gitコマンドではなくgithubアプリを導入することでインストールすることもできるはずです。

まず、gitコマンドでgithubから最新版のソースコードを取得します。

$ git clone https://github.com/kmuto/review.git
$ cd review

reviewディレクトリに移動してから、rakeコマンドを使ってインストールします。こちらも必要であればsudoを追加してください。

$ rake install

これで開発版のReVIEWが使えるようになります。

開発版インストール(ショートカット編)

gitコマンドがインストールされている前提で、gemコマンドだけでインストールする方法があります。
specific_install gemを使う方法です。

cf. http://qiita.com/yuku_t/items/5ab4fbe404b718999a35

specific_install gemをインストールしてから、githubのレポジトリを指定してインストールします。

$ gem install specific_install
$ gem specific_install -l 'git://github.com/kmuto/review'

こうすることでも開発版のReVIEWがインストールできます。

なお、開発版は開発版なので、gem版よりも不安定な場合もあります。あしからず。