macOS Mojaveのクリーンインストール用USBメモリを作る


年末年始の道具のメンテナンス

毎年恒例で年明けの正月休み辺りでPC類のメンテナンスをしています。
今回はmacOSのクリーンインストールから行いますが、少し気になったものがありましたのでメモします。

スッキリきれいに中身をクリア

最近のmacOSはアップデートインストールでも充分の様ですが、仕事のゴミが溜まってしまったMacの中身を大掃除する意味でも、OSクリーンインストールをしておきたいです。

インストールメディアの作成

Macの「Application」フォルダに「macOS Mojave.app」があることが前提です。
※日本語環境では「macOS Mojaveインストール.app」と表示されます。
※macOS Mojave.appのダウンロードについては割愛します。

10GB程度のUSBメモリを用意します。
※容量については後述。

このUSBメモリに「usb」などの適当な名前をつけておきます。

ターミナルコマンドの実行

ターミナルクライアントはiTerm 2を使用しています。

sudo /Applications/Install\ macOS\ Mojave.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/usb --nointeraction --downloadassets

上記を実行すると下記のような画面が表示されます。

[ユーザー環境]$ sudo /Applications/Install\ macOS\ Mojave.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/usb --nointeraction --downloadassets
Password:
Erasing disk: 0%... 10%... 20%... 30%... 100%
Finding assets to download...
Downloading assets: 0%... 10%... 20%... 30%... 40%... 50%... 60%... 70%... 80%... 90%...
Copying to disk: 0%... 10%... 20%... 30%... 40%... 50%... 60%... 70%... 80%... 90%... 100%
Making disk bootable...
Copying boot files...
Install media now available at "/Volumes/Install macOS Mojave"
[ユーザー環境]$

「Install media now available at "/Volumes/Install macOS Mojave"」と表示されたら完了です。

USBの容量について

Mojaveから追加された機能とのことですが、インストール時の追加コンポーネントなどを予めダウンロードしておきインストールを高速化することができるようです。
上記コマンドの「--downloadassets」というオプションを指定することで、予めダウンロードされます。
Mojave自体が6GB程度あり、追加コンポーネントの容量は未確認ですが最大でも1GB程度と推測されます。
10GBもあれば充分と考えました。

参考にしたサイト

macOS Mojaveのインストール用USBメディアを作成する方法 - 正式版編
https://www.softantenna.com/wp/tips/mac-os-mojave-usb-install-media/

以上です。