ソフトウェア開発における7つのムダ+1 職場の活性化への気づき


もの作りに7つの無駄があるといわれています。
同じように、私たちソフトウェア開発にも7つのムダがあります。

1.作りすぎのムダ
  顧客に使用されない機能、実際には不要な機能、真のビジネス価値を生まない機能などの余分な機能を作らない。
  StandishのCHAOSレポートによるとソフトウエアの全機能の64%は全くあるいは殆ど使用されていません。

2.手待ち(停滞)のムダ
  仕様の提示遅れによる製造開始遅れでの待機、許可待ち、ビルド待ち、障害発生によるテスト待ち

3.運搬のムダ
  打ち合わせ等で使用しない資料やPCの持参

4.加工そのもののムダ
  開発現場で機能していない作業項目例えば余分な事務処理、報告書作成や作業分担の誤りによる過剰な作業

5.在庫のムダ
  最終工程で使用されない文書や計画、コンポーネントなどの中間的な作業成果物と待ち状態で仕掛中のプログラム

6.動作(作業)のムダ
  関係者の作業場所の移動や複数の開発ツールを使用して開発ツール間の切替・移行

7.不良をつくるムダ
  バグの作り込み---要求仕様(要件)、設計、コードの欠陥

その他に、人間の知恵を使わないというムダ この8番目のムダはモチベーションまで下げてしまいます。
ホワイトカラー含めて、とても注意しなければならないムダです。