MFJ-4416B/C Power MOSFET 修理メモ


バッテリーブースターと称されて巷で 13.8V ± 10% の狭い範囲でしか動かん通信機器を、電圧降下を見た目誤魔化すガジェットじゃ。

これが、ぶち壊れよる。
ワシのんは一回不注意で壊した以外、元気に動いちょるのじゃが、初期不良やら使っているうちにブレードヒューズが破断しよる。

その壊れる箇所が決まって Q1 と Q2 の Power MOSFET なんじゃ。

MFJ-4416B
MTP3055V のデータシート

MFJ-4416C
FDPF55N06 のデータシート

症状として、どちらかの FET がショートモードでご臨終しよる。

とりま、似通った Power MOSFET を用意するのじゃが、近似値のん大阪日本橋界隈じゃと見つからんけ、ちぃ~とデカ目のんで対応で、以下の FET をチョイス。

シリコンハウスで購入した Power FET
IRFS4410 のデータシート

比較資料

MTP3055V FDPF55N06 IRFS4410
VDSS 60V 60V 100V
RDS(on)max 150mΩ 22mΩ 10mΩ
ID 12A 55A 88A

大は小を兼ねると、昔から言われよるのじゃが、ち~とデカすぎじゃが仕方あるまい。

交換後は、調子よく動いちょるけ、問題無いじゃろと判断。

注:この記事を真似しよっても一切のイチャモンは聴かんけ、自己責任でやりんさい😁