タイムマネジメント


タイムマネジメントは、マルチタスクをこなすデータエンジニアにとって重要なテーマです。例えば、企業内で働くデータエンジニアであれば、障害だったり、同僚や上司からの横やりが入り、現在行っている作業が中断するなんてことは日常茶飯事です。

そんな中、

  • 集中して仕事できない!
  • どれも中途半端で作業がなかなか進まない!

なんて悩みを抱えてらっしゃる方も多いかと思います。

そこで、今回はそんな悩みを解決してくれるであろうタイムマネジメントについて考えてみたいと思います。

タイムマネジメントとは?

正直私もこのブログを書くまでは「タイムマネジメント」について考える機会がありませんでした。

ある記事によると、

タイムマネジメントとは、各々の活動に時間をどの様に配分するかを整理したり、計画したりするプロセスのこと

と解説されています。
良いタイムマネジメントが出来ていると、よりスマートに仕事ができ、忙しい時やプレッシャーを感じている場面であっても少しの時間で成果を出すことができ、逆にそれが出来ていない場合、仕事効率に影響が出たりストレスを感じてしまうようです。

とはいえ、この定義を読んだだけでは、実際にどんなことを行えば良いのか分かりませんよね?

ここからは、タイムマネジメントを行うにはどういったポイントを意識すれば良いのかについて紹介したいと思います。

タイムマネジメントのポイント

Forbesの記事によると、 タイムマネジメントを実行する上でのポイントとして以下が挙げられています。 

時間が実際どのように使われているかについて追跡監視する
各タスクについて期限を決める
To-doリストを使う。
事前に計画する
朝の時間を最重要タスクに使う
タスクを委任したり、アウトソースする方法を学ぶ
1つの仕事に集中する
自分に合った時間の使い方を探してみる
この他にも様々なTipsが記事の中で紹介されていますが、詳しくは記事をご覧ください。

さらにこれ以外にも、Trelloのブログで紹介されているようにポモドーロテクニックを活用し生産性を高めるタイムマネジメントのやり方もあります。
ポモドーロテクニックを活用したタイムマネジメント術

タイムマネジメントのメリット

タイムマネジメントを行うことにより、以下のメリットを享受できます。

1. ストレスが減る

仕事のスケジュールを自身でコントロールできていれば、ストレスは低くなります。

2. 多くの仕事をこなせる

タイムマネジメントを行う目的の1つはまさにこれです。効率的に少ない時間で仕事をこなすことができます。

3. 手戻りを防げる

タイムマネジメントが出来ていないと仕事の質が低下します。作業漏れやミスによって手戻りを強いられた経験のある方は多いのではないでしょうか?

4. 身の回りで起こる問題が減る

アポを忘れてしまった、遅刻した、納期に間に合わなくなったといった問題はタイムマネジメントができていないために起こる問題だと言えます。

5. 自由時間が増える

どんな人にも1日は等しく24時間です。作業場所や移動時間、無駄な打ち合わせを極力避けることで多くの時間を確保できます。

6. チャンスを掴みやすくなる

作業が忙しくて本来やりたかった仕事や出世に繋がる仕事を失うなんて経験をしたことはないでしょうか?幸運を掴むには、幸運を受け入れる準備ができてなければなりません。

バーンアウト対策にも有効?

バーンアウト(燃え尽き症候群)という言葉を聞いたことはないでしょうか?日本では昨今よく目にする言葉なのでご存知の方も多いかと思います。ただ、皆さんの認識では、誰にでも起こりうる一般的な病気だという認識はないのではないでしょうか?

RescueTime社のブログ記事によると、バーンアウトは昨今一般的なものになってきており、研究によると23-54%の労働者が過去もしくは現在バーンアウトを経験していると言われているそうです。このデータはあくまでアメリカのものですが、日本でもバーンアウトは、もはや特定の人だけに起こりうる特殊な問題ではないことは、この数字からも理解いただけるのではないかと思います。記事内にもある通り、タイムマネジメントはこういった問題に対処する上で有効です。

まとめ

今回のブログをご覧になって、タイムマネジメントを実践してみたいと思った方は、先ほど紹介したポモドーロテクニックやタイムマネジメントに特化したアプリを利用してみてはいかがでしょうか?
以下のリンクで紹介されているアプリはタイムマネジメントを実施していく上でみなさんを強力にサポートしてくれます。(製品の機能紹介はここでは省きます。)

作業効率をアップさせる「時間管理」の考え方とアプリ・ツール9選

タイムマネジメント以外のソフトスキルについて興味がございましたら、「データエンジニアの成功に不可欠な6つのソフトスキル」もぜひお読みください。