チケットでタスク管理するときに気をつけたいこと


はじめに

4月からシステムディレクション業務をしており、BacklogRedmineのチケットを使ってタスクを依頼したり問い合わせしたりすることがよくあるので、
チケットを使う上で自分が個人的に心がけていること、こうしたらいいんじゃないかなーと思っていることを書いてみました。
チケットは、タスクの内容、量、優先順位を把握しやすくするためのものであるという個人的な考えに法っています。

チケットの心得

  1. 1チケット1依頼(タスク)
  2. チケットタイトルは内容がわかるものにする
  3. 期限、進捗、担当者は変化があれば随時変える
  4. 終わったチケットのクローズは忘れずに

1チケット1依頼(タスク)

  • チケット一覧を見たときに、各々のタスクの量がわかりやすくなる。
  • 1つのチケットに複数の異なる依頼があると煩雑になり、チケット一覧を見ても各自のタスクがわかりづらい(ただし粒度が細かすぎても煩雑になるので注意)。
  • やり取りの中で新たに依頼(タスク)が生まれたら、別チケットを新たに作成し、そのチケットはクローズするようにする。

チケットタイトルは内容がわかるものにする

  • いちいちチケットの中身を確認する手間が省ける。
  • 相手がタスクをすぐに把握しやすくするため、基本的にチケットタイトルと異なる内容の依頼はしないようにする(1チケット1タスクの原則)。

期限、進捗、担当者は変化があれば随時変える

  • 特に期限は優先順位を決めるために必要であるため、期限設定は重要。だが忘れがち。

終わったチケットのクローズは忘れずに

  • 後からチケットを見た人が、このタスクは終わっているものかどうか判断できなくて困る。余計な仕事が増える。
  • 保留にしているのであればその旨をコメントに残す。

最後に

自分がプロジェクトを抜けてもチケットは残っていくものであり、そのプロジェクトを引き継ぐ人にとっては重要な情報の一つとなるため、きちんと運用していく必要があるのではないかと思います。

チケットでも、ドキュメントでも、コードにしても、
他人は自分の考えていることや背景を全く知らない。
未来の自分もほぼ他人である。
ということを忘れなければ、多くの人にとってよりわかりやすいものが作成できるのではないかなと思いました。