STP


マーケティング・コンセプト

マーケティングを行う上での基本的な考え方。
顧客ニーズを出発点としてビジネスが展開され、戦略的に顧客満足度が追求される。

→製品コンセプト・・・優れた技術略による製品で活路を見出そうとするビジネス理念。

STP

S・・・セグメンテーション(市場細分化)
T・・・ターゲティング(標的市場設定)
P・・・ポジショニング(市場でのブランドの位置づけ)

セグメンテーション

 ・・・市場にいる人々を特定の属性に分けること。

人口統計的変数 ※よく利用される
 Ex)性別,年齢,職業,学歴,所得

地理的変数
 Ex)気候,人口密度,行政単位

サイコグラフィック変数
 Ex)ライフスタイル,パーソナリティ

行動上の変数
 Ex)ベネフィット,使用頻度,ロイヤルティ

ターゲティング

 ・・・セグメンテーション後、自社の資源をどのセグメントに集中して投下するかを考えるために、標的市場を設定する。

無差別型マーケティング
 全セグメントに共通の製品やサービスを提供する。

差別型マーケティング
 複数のセグメントそれぞれに対して、異なる製品やサービスを提供する。

集中型マーケティング
 1つ又は少数のセグメントに絞り込んで、そこに資源を集中させる。

ポジショニング

・・・ターゲティングが決定した後に判断される「市場での位置」
《注意》製品に対する方策ではなく、顧客のマインドに働きかける方策

備えなければならない切り口の条件
重要性・・・多くの顧客に重要と感じてもらえること
独自性・・・既存のブランドとは違う独自の切り口であること
優越性・・・市場における他ブランドと比較して、強みとなる特徴があること