【ネットマーケティング検定】エンジニアも知っておくと良いマーケティング用語
はじめに
自身の知識確認と新しい気付きがあるかもという期待を込めてネットマーケティング検定を受験しました。その時の用語メモ。
インターネットマーケティングを行うにあたって
4P理論
- Product(製品戦略)
- Price(価格)
- Place(流通経路)
- Promotion(販売促進)
マーケティングを4つの理論に分類する考え方。
AIDMAモデル
- Attention(注意)
- Interest(関心)
- Desire(欲求)
- Memory(記憶)
- Action(行動)
消費者が商品を知ってから、購入するまでの心理的プロセス。
AISASモデル
- Attention(注意)
- Interest(関心)
- Search(検索)
- Action(行動)
- Share(情報共有)
AIDMAモデルにインターネットが持つ様々な効果を加味して行動理論。
他にも、AIDEESやAISCEASなどがある。
CGM
Consumer Generated Media(消費者生成メディア)の略で、ユーザ自身が生成していく、商品やサービスに関する情報メディア。口コミサイトやナレッジコミュニティなど。
UX
User Experiecnce(ユーザ体験)の略で、商品やサービスを利用を通して得られる体験のこと。最近流行りの言葉。
インターネット技術理論
ディレクトリ型検索エンジン
検索エンジンの検索結果として表示する情報の収集・分類方法。
手作業で行う分、収集する情報は少ないが、質が高い。
ロボット型検索エンジン
検索エンジンの検索結果として表示する情報の収集・分類方法。
プログラム処理によって行う分、質はディレクトリ型に比べて低いが、情報量が多い。
クローリング
ロボット型検索エンジンがインターネットに公開されているサイトを巡回し、Webページ上の情報を保存、追加すること。
個別手法
ROVサイクル
- research(現状調査)
- operation(各種プロモーション対策の実施)
- validation(効果の検証)
インターネットマーケティングにおける、サイクルのこと。
トリプルメディア
- ペイドメディア
- オウンドメディア
- アーンドメディア
インターネット上の3つのメディアの総称
ペイドメディア
企業が費用を払い、広告を出すメディア。
オウンドメディア
企業が直接保有するメディア。
アーンドメディア
SNSなど顧客と双方向で情報を発信するメディア。
トリプルスクリーン
テレビ画面、パソコン画面、モバイル画面の総称。
コンバージョン率
サイト訪問者のうち商品の購入や会員登録など、サイトの運営目的とする行為を行った人の割合のこと。
LPO
Landing Page Optimizationの略でユーザがサイトに訪れた際に最初に訪問するページ(ランディングページ)の内容や構成を工夫し、コンバージョン率を高める手法。
CRM
Customer Relationship Management(顧客関係管理)の略で、顧客の満足度やロイヤリティの向上を通じて、売り上げの拡大と収益の向上を目指すマネジメント手法。
コンテンツマーケティング
ユーザと関連性が高いコンテンツを表示することで、ユーザを惹きつけ、ユーザと良い関係を構築するマーケティング戦略。
プロモーション
SEM
Search Engine Marketingの略で、検索エンジンで自社のサイトがどういうキーワードで検索された時に、何位以内に表示されるかプランニングすること。
SEO対策
Search Engine Optimizationの略でSEMの一種。HTMLを検索エンジンが読みやすいようにする制作、調整することで検索の上位に表示させる方法。
リスティング広告
検索連動型広告。検索エンジンの運営会社(GoogleやYahooなど)に広告費を支払うことで、指定したキーワードで検索が行われた時に自社サイトを広告欄に表示させる方法。
EFO対策
Entry Form Optimizationの略でユーザが入力を行うフォームの分かりやすく、使いやすくすることで、コンバージョン率をあげる手法。
DBマーケティング
データベースマーケティング。ユーザの年齢や性別、居住地、購買傾向などをデータベース化し、データベースからユーザのニーズや嗜好を分類してアプローチする手法。
フラッシュマーケティング
限定された短期間に限って大幅な割引価格で販売する手法
バイラルマーケティング
企業、商品、サービス、ブランドに関する口コミを意図的に広めるPR手法。
buzzマーケティング
バイラルマーケティングと同様に口コミを意図的に広めるPR手法。バイラルマーケティングよりも企業が積極的に踏み込んで意見や発言を誘導することがある。
ユーザビリティ
Webサイトにおけるユーザの使いやすさ。ISO9241-11の定義では以下のようになっている。
- Effectiveness(有効性。ユーザがでいかに正確かつ完全に目的を達成できるか)
- Efficiency(効率性。ユーザがいかに容易に目的を達成できるか)
- Satisfaction(満足性。ユーザがサイトを使用するに際して不快感を感じる場面がいかに少ないか)
- Context of user(利用状況。ソフトウェアだけでなく、ハードや回線状況などを含めたユーザの総合的な利用環境)
カスタマージャーニー
顧客がどのように商品やサービスを認知し、関心を向け、購入にいたるかについて、顧客の行動や心理を時系列に可視化したもの。
インターネット広告
ジオターゲティング広告
ユーザのIPアドレスを元に都道府県などの位置情報を特定し、場所的に関連性の高い情報を表示する。
iBeacon
アイビーコン。アップルの商標。低電力、低コストの通信プロトコル。iBeaconを設置している店舗に接近したり入店したりすると、スマートフォンが自動的に商品情報やクーポンを取得するなどに使われる。
DMP
Data Management Platformの略で、インターネット上に蓄積される情報を管理するプラットフォーム。
メディアレップ
インターネット広告の取引において、メディアと広告代理店や広告主との仲介をする業種のこと。
インターネット販売
BtoB
Bussiness to Bussiness。企業と企業の取引。電子調達やeマーケットプレイスなど。
BtoC
Bussiness to Consumer。企業と消費者の取引。ネットショップやインターネットモールなど。
CtoC
Consumer to Consumer。消費者と消費者の取引。ネットオークションなど。
BtoBtoC
Bussiness to Bussiness to Consumer。企業が消費者に商品を販売することを別の企業が手伝う取引。ネットショップがメーカーのカタログを用いて販売するなど。
GtoB
Goverment to Bussiness。行政と企業の取引。公共事業などの電子入札。
ISM
In-Strore Merchandising(インストア・マーチャンダイジング)の略で小売店における売り上げ向上のための理論で、商品の配置、品揃え、クーポン、イベントなどの構成を検討し、収益を最大化を図るためのメソッド。
クリック&モルタル
インターネット上の店舗とリアルの店舗の両方を運営することで、双方の相乗効果を得ようとする手法。
ペルソナ
架空の顧客像。詳細に設定した顧客プロフィールを共有し、マーケティングの方針を決める手法。
効果測定
CPA
Cost Per Actionの略で、インターネット広告において1件のコンバージョンを獲得するのに費やした費用。
CPC
Cost Per Clickの略で、インターネット広告においてユーザがクリック1回を行うごとに発生する広告費。
KPI
Key Performance Indicatorの略で効果をそう的するための各種指標。インターネットマーケティングのおいては以下のようなKPIがある。
- ページビュー
- ユーザ数
- セッション数
- 直帰率
- オーガニック検索
- インプレッション数
- リファラー
- コンバージョン率
- 平均表示時間
- CPA
- トラフィック
- CPC
KGI
Key Global Indicatorの略でプロジェクトの目標を達成しているかどうかを測る指標。
ROI
Return On Inverstmentの略。インターネット広告における投資対効果。
関連法規
知的財産権
音楽や動画、画像、書籍などのコンテンツの権利を保護する法律。
以下のような構成になっている。
- 著作権
- 著作人格権
- 著作財産権
-
産業財産権
- 特許権
- 実用新案権
- 意匠権
- 商標権
-
その他の権利
- 人格に関するもの
- 財産に関するもの
特定電子メール法
迷惑メール防止法とも呼ばれる。原則として予め同意していた者に対してのみ広告宣伝メールが認められる法律。
プロバイダ責任制限法
権利侵害があったとのプロバイダが負う損害賠償責任の範囲について定めた法律。
電子契約法
インターネットでの通信販売などの取引におけるトラブルや悪質なワンクリック契約が急増したことで制定された民法。
電子署名法
電子署名とその認証に関する規定を定めた法律。
特定商取引法
氏名等表示義務や書面交付義務、不当な勧誘行為の禁止、広告に対する規定などを定めた法律。
さいごに
ネットマーケティング検定の勉強をすることで、マーケティング以外にインターネットに関することや外注管理、各種ポリシー、法律についても体系的に学ぶことが可能です。
改めて自身の知識の確認をしたり、これらの知識がない人にはおすすめのできる資格かなと思いました。ただ、ある程度実務経験がある人には全く参考にならないです。IT系やマーケティング系会社の新人に勉強させるのはいいともいます。学習自体のハードルも以下の本を読むだけなのでめちゃめちゃ低いです。
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この問題について(【ネットマーケティング検定】エンジニアも知っておくと良いマーケティング用語), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/nqyutq/items/813e7ea5a1e401115c0c著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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