WEB技術で仕事したいのにWEB技術を全然知らなかった話


はじめに

ちくしょう!転職だ!
と思ったとき、どこから手をつけていいの?となりました。
特にエンジニアとしてのスキルで何か尖ったものがあるどころか見習いレベルだったので、「最低限知っておくべきこと」を知らずに大変でした。

そこで、やっといたら転職準備になりそうなところをメモります。
(プログラマの情報共有サイトに書く話なのか微妙ですが・・・)

※大前提は、やらなきゃいけないからやるのではなく、「興味があるからやってた」って方が絶対いいです。
もちろんその方がハッピーですが、私のように運命に導かれてエンジニアになった人もいるかもしれないので、このような記事を書いてしまいます。

読者想定

  • 未経験からエンジニアになったばかりの人
  • 第二新卒くらいの人
  • WEB企業で働きたいと漠然と思ってる人

WEB企業に行きたいな

前職はSIerの下請け・孫請けとしてExcelにスクショ貼ったり、サーバ一台一台を手動で構築したりと大忙しだったのですが、1年ほど業務をしていて思ったのは「世には自動化なるものがあるのになぜこんなことを・・・」でした。

そしてWEB系企業はスピード重視!比較的自由!インターネットが使える!というのは聞いていたので転職はWEBにしよーと決めました。

誤算

インフラエンジニアの求人を見ると大抵「LAMP環境」「構成管理ツール」とか書いてあります。インフラ的な要素以外だと「Git」とかよく見ました。
ちなみに私は全部、業務で使ったことがなかったので焦りましたし、どのようなものか『概念として知っている』だけだったので絶望的に無知でした。

経験が浅いので、とにかく手広く知っておけばよかった

WEB系なので、当たり前ですが絶対WEBサーバがあります。当たり前だろ!と思うかもしれませんが、じゃあWEBサーバってなんだよって聞かれたら答えられなかったんですよね。

後になって求人に「LAMP環境」と書いている意味がそこでやっとわかる、というレベル。
自動化がトレンド(というか当たり前)なのにどうやって実現するかもわかっていないという悲惨な現実。

闇雲にもエンジニアとか名乗ってた自分が恥ずかしくていっそ辞めたくもなりましたが、同時に「知らないことが多くて面白い」とも思いました。

LAMP

ネット上にゴロゴロ構築の仕方は書いています。そもそも単語自体を知らないと調べようがなかったりするので、これを機会に自分のPCに立ててみましょう。
大抵一発目はうまくいかない上に、そもそも自分のレベルが低いので取り組むだけでレベルがあがってしまうのです。
なのでやりましょう今すぐ。やってみて「全然わからねえ」という認識を持つほうが大事でした。

自動化

私の場合、非効率的な作業に疑問を覚えたパターンだったので、今後はどんどんこの手を知識を増やしていきたいと思ってました。
仮想マシンをコードで書いたり(最初はかけないっす)、ミドルウェアをコードで書いたり(最初はかけないっす)、テストが自動でされていたりしますよね。
概念は知っていても、じゃあ書いてよと言われても書けないっす。書こうとしたことがないから。

なのでまずは仮想マシンを爆速で立てようと頑張ってみましょう。手を動かす以外に道がないとわかりました。

Git

サルでもわかるGit入門
さっぱりなんのことか理解できない時期がありサル以下だった思い出があります。とはいえわかれば超便利ですねこれ。
私がお世話になった組織はどこもバージョン管理は_yyyymmddでやってたので、コマンドを叩くだけでそんなことができるなんて知る由もなかったです。
知らないって損、とかいうレベルじゃないです。
あまりの便利さに興味があるないとか関係なしにもっと知りたくなっていました。

そもそも基礎は知ってるか問題

Excel職人してたのでVBAは書けたものの、サーバやネットワークは取得した資格分と実務でかいつまんだ程度にとどまっていました。
当然ながら単語の意味を知っているだけでは不十分で、普段どんなところに気を配って業務をしているかは何回か面接すれば相手にはわかります。

新しいことばかりに目が行きがちですが、立ち止まって自分が携わっていた業務の概要から詳細まで話せるのか見直すのも面白いです。
サーバは何台構成だったか、何製の機器を使っていたか、深掘りするのも勉強になりました。

見習いであることを忘れない

結局、私はWEB企業に転職しました。世界の広さに驚きつつ、楽しい世界に来たと思っています。
スキル的には依然ガバガバで、焦りはずっと消えないと思います。
ただ「転職だ!」という動機で行動し始めたとしても、そのうち結果はじわじわついてくると思っていたので、自分にできるかどうかという不安はなかったです。

「取り組んでわかることがある」を忘れずにこれからも前に進んでいきます。