Haxe de Web Audio API


Haxeの勉強がてらにWeb Audio APIで遊んでみました。

基本的な情報

基本はg200kgさんのページに詳しく載ってます。
http://www.g200kg.com/jp/docs/webaudio/

Haxeで使う場合

Web Audio APIのライブラリが 一応 用意されています。

import js.html.audio.*;

exportから書く必要は無さそうで一安心です。

一応?

Haxeのドキュメントを信じて正直に

var audioctx = new js.html.audio.AudioContext();

とか書いて、ChromeやSafariで開くと

Uncaught ReferenceError: AudioContext is not defined 

とか

[Error] ReferenceError: Can't find variable: AudioContext

と、AudioContextの取得失敗のエラーが発生して、途方に暮れる罠が仕掛けられてます。

なので、動作させるために、次のようにしてあげます。

var audioctx : AudioContext;

audioctx = if (untyped __js__("typeof(webkitAudioContext)") != "undefined") {
    untyped __js__("new webkitAudioContext()");
} else {
    new js.html.audio.AudioContext();
}

後、プロパティなどの定数値は各クラスが持ってる事が多いので、ドキュメントを読んだ方が良いです。

私は読まずに作って、enum定義と実装が終わった後に気づいて、泣きながら直しました。

実際動くの?

動かしてみるとこんな感じ
http://wokowa.github.io/webaudio-haxe-practice/
ChromeとSafariで動作確認しました(俺調べ)
Customが選択出来ないのは仕様でs(ry

コードはこちら
https://github.com/wokowa/webaudio-haxe-practice
なお、enumのWaveTypeが残ってるのは、Firefoxでも動かそうとして諦めた物の産物です。

今後の課題

各ブラウザごとにビミョーに実装方法が異なるので、その差異の吸収が今後の課題かも。