Debian系のアンインストールコマンドについて(設定ファイルも含め完璧に消したい場合)


個人用のメモ兼
自分みたいに知らない人の為に

TL;DR(結論)

2021/09/29変更
 完璧に消したい場合、
 apt autopurge -y
 を実行するか、
 aptitudeコマンドをインストールし、
 aptitude ~c -y
 を実行するか、
 GUIのUbuntuならUbuntu Cleanerをインストールする。
 または全部実行するが、現段階で自分の把握できている事です。

通常紹介されているアンインストール時のコマンド

#apt remove <アンインストールしたい物> -y
#apt autoremove -y
#apt autoclean -y

これはあくまで、そのソフトウェアの実行ファイルを削除しているに過ぎず、ゴミ(設定ファイル)が残る。

設定ファイルも一緒にアンインストールするコマンド

#apt purge <アンインストールしたい物> -y
#apt autoremove -y
#apt autoclean -y

自分はこれで満足していた。
しかし頭の良い方はお気づきかと思うが、
これではautoremoveした際の設定ファイルは削除されていない。
残念ながら自分は頭がそれほど良い方ではないので、
ubuntu自体が重くなり始めたのが気になり始めた頃に気がついた。

不要な設定ファイルもきれいに消すコマンド

#apt purge <アンインストールしたい物> -y
#apt autoremove -y
#apt autopurge -y
#apt autoclean -y

apt purgeの部分は恐らくapt removeでも変わらないはずなので、お好みでどうぞ。
(変わらない理由は後にapt autopurgeを行うので、遅かれ早かれ設定ファイルは消えることになる為)

以上、完璧に消したい場合のコマンドでした。

2021/09/09追記

apt autopurgeコマンドがないディストリビューションもあったので追記

#apt purge <アンインストールしたい物> -y
#apt autoremove --purge -y
#apt autoclean -y

apt autopurgeコマンドがあってもなくても上記コマンドできれいにアンインストールできました。
以上。

2021/09/29追記

apt autopurgeや、apt autoremove --purgeでは削除できないものがあるようです。
この場合aptではなく、aptitudeを使用して設定ファイルの削除を行います。

#apt install aptitude -y
#aptitude purge ~c -y

また、それでも消えない(パッケージ管理外?)ものはUbuntu Cleanerをおすすめさせていただきます。
Chromeのキャッシュ等も自動で消してくれるので便利です。

ここまで徹底的に消すこともないとは思いますが、判明したので追記しておきます。
以上。