Linux環境でのAWS CLI(Command Line Interface)のインストール方法


AWS CLI(Command Line Interface)とは?

AWSにアクセスするには、ブラウザ上で操作可能なマネジメントコンソールもありますが、コマンドラインツールである、AWS CLI(Command Line Interface、以下、AWS CLI)も提供されています。これにより、シェルスクリプトに組み込んだりすることで、手動ではなく自動でAWSを操作することも可能になります。

AWS CLIのインストール方法

本記事では、Linux環境でのインストール方法について触れていきます。WindowsやMacでのインストール方法については、公式ページをご参照いただければと思います。

基本的には、Pythonのpip(ピップ)を利用してインストールすることが一般的のようです。
pipは、Pythonの公式ディストリビューションに含まれているパッケージ管理ツールです。
※以下からは、Python及びpipが正しくインストールされていることを前提で記載します

pipを利用して、AWS CLIコマンドをインストールします。


[shota@hostname ~]$ pip install awscli --upgrade --user

正常にインストールすることが出来たか確認します。


[shota@hostname ~]$ aws --version
aws-cli/1.15.81 Python/3.4.8 Linux/2.6.32-696.1.1.el6.x86_64 botocore/1.10.80

上記のような表示が出ればインストール成功です。