rsyncの安全な使い方


最近rsyncの使い方を間違え、ローカルのホームディレクトリ全部消えちゃった!
みたいな恐ろしい事件が身近で起きました。自分も間違えないために復習がてら安全な使い方をまとめます。

リモート先サーバーでrsyncできているか確認する

rsyncはsshで接続しているので、リモート先サーバーでtail -f secureしてちゃんと繋がっているか確認する。

sudo tail -f /var/log/secure

そしてrsyncする時にはnをつけてドライランする。

rsync -avzn コピー元ドメイン又はIP:フォルダのパス コピー先ドメインまたはIP:フォルダのパス

リモート先サーバーのsecureでログが流れたら繋がっている。
逆に流れなかったらIPが違ったり別のサーバーに流れていってるかもしれないので確認する。
また、ドライランでエラーも確認できるのでエラーが発生していないか確認。
問題なければnを外す。

rsync -avz コピー元ドメイン又はIP:フォルダのパス コピー先ドメインまたはIP:フォルダのパス

また、大量のデータを送る場合、サーバーに負荷がかかるのは不安なので、帯域制限をかけるため—bwlimitオプションをつける。
単位はkB/sec。

rsync -avzn —bwlimit=1024 コピー元ドメイン又はIP:フォルダのパス コピー先ドメインまたはIP:フォルダのパス

最後に

rsyncは一つ間違えると大変なことになるのでとにかく確認して気をつけよう。。