プロダクションではConcurrentMapCacheManagerを使わない方が良い


Spring Bootは標準でキャッシュの機構を持つ。使い方は非常に簡単で:

@Configuration
@EnableCaching
class CacheConfig {

  @Bean
  fun cacheManager(): CacheManager {
    return ConcurrentMapCacheManager("cache")
  }
}

とCacheManagerの実装をDIできるようにし:

@Cacheable(value = ["cache"], key = "#address")
fun doGeocoding(address: String): Point {
  // ...
}

とすれば、keyに指定した変数名をキーに戻り値をキャッシュしてくれる。

すげー簡単。なんだけど、簡単に使えるCacheManagerの実装であるConcurrentMapCacheManagerは https://stackoverflow.com/a/36774048 みたいな扱いとのこと。なので、このStack Overflowの記事の質問である「キャッシュのサイズを制限できる?」に対してはノーということらしい。

なので回答にも書いてあるようなElCacheやGuavaのようなちゃんとしたものを使うのが良いらしい(未確認)。他は何なんですかね、Caffeineとか?