【macOS】goenvを使用したGo(Go言語)のインストール


概要

macOSGo(Go言語)をインストールする手順を記載しています。
GoのインストールにはGoのバージョン管理ツールであるgoenvを使用しました。
また、goenvのインストールにはHomebrewを使用しています。
PATHを通す部分でつまずいたので、そこの解説も後半に記載しています。

最新バージョンのGoをインストールする場合は下記をご覧ください。↓
【MacOS】Homebrewを使わずに、goenvでGoの環境構築

[参考] 公式

実行環境

  • macOS Big Sur 11.1
  • Homebrew 2.7.2

インストール手順

1. Homebrewをアップデートする。

Homebrewをインストールできていない方は、こちらの公式からインストールお願いします。

$ brew update

2. goenvのインストール

$ brew install goenv

下記コマンドでバージョンが表示されれば完了。

$ goenv -v

3. 使用できるGO言語のバージョンを確認

$ goenv install -l

バージョンを指定してGoをインストール。 (本記事では1.11.4を指定)

$ goenv install 1.11.4

マシンにインストールされているGoを確認。

$ goenv versions

コマンドを実行すると下記のような出力がターミナルに表示される。
*(アスタリスク)がついているバージョンが現在使用しているバージョン。

  system
* 1.11.4 (set by /Users/[User名]/.goenv/version)

ここまでで一旦インストールは完了。

つまずいたポイント

上記手順でインストール後、goコマンドを実行すると下記のようなエラーが発生。

bash: go: command not found

エラー内容の通り、PATHが通っていないことが原因のようなのでPATHを設定していく。
まずはGoがインストールされているディレクトリを確認。

ただ、goenvでインストールしたために、なかなかディレクトリを見つけられない...。
結局、下記コマンドを実行した時に出力されていたディレクトリをあさってインストール先のディレクトリを発見。

$ goenv version
1.11.4 (set by /Users/[User名]/.goenv/version)

実際にインストールされていたディレクトリは下記。

/Users/[User名]/.goenv/versions/1.11.4/

PATHの設定

.bash_profile(設定ファイル)をvimで開く。

$ vim ~/.bash_profile

.bash_profileに下記を追加。

export GOROOT=$HOME/.goenv/versions/1.11.4
export PATH=$GOROOT/bin:$PATH

.bash_profileの変更を反映。

$ source ~/.bash_profile

Goのバージョンが表示されれば完了。

$ go version
go version go1.11.4 darwin/amd64