iOSアプリ開発でGoogle Analyticsを使うには

iOSアプリでGoogle Analyticsを導入した時に
ほんの少しだけハマったのでメモ。

基本的には下記のページに従って導入すればOKだけど、
情報が一部足りていないので注意。
https://developers.google.com/analytics/devguides/collection/ios/v3/

ちなみにGoogle Analyticsを使うと、
　どれぐらいのユーザが、どこでアプリを起動していて、どの画面を表示しているのか
　OSのバージョンは何なのか
　デバイスは何なのか
などが把握できるので、
今後のアプリの展開を考えるといったマーケティングに役立つ。

Google Analyticsを導入する全体の流れとしては、

1. Google AnalyticsのSDKをダウンロード（https://developers.google.com/analytics/devguides/collection/ios/resources?hl=ja）
2. ダウンロードしたファイルを解凍して、適当なディレクトリにコピー 　（例えばGoogle Analyticsを導入したいプロジェクトのディレクトリに）した上で、必要なヘッダーファイルをプロジェクトに追加
3. リンクするライブラリを追加
4. 取得したい情報に応じて、各所にGoogle AnalyticsのSDKのメソッドを呼ぶコードを追加　（各画面が表示されていることを取得するなら、各View ControllerのViewWillAppearに追加するイメージです。）

となる。

1,2,4は割りとスムーズに（Googleが公開している情報の通りに）できるけど、
今回ハマったのは3番。

3番についてGoogleが公開している方法は下記の通り。

Google アナリティクス SDK では CoreData と SystemConfiguration のフレームワークが使われるため、アプリの対象リンク ライブラリに次のファイルを追加する必要があります。

libGoogleAnalyticsServices.a
AdSupport.framework
CoreData.framework
SystemConfiguration.framework
libz.dylib

実際やってみると、上記ファイルをリンクするだけだとビルド時にエラーが出まくる。
調べてみたらライブラリが一つ足りないらしい。

というわけで下記をリンクに追加する。

libsqlite3.0.dylib

これだけでエラーが無くなりました。

そもそもGoogleの説明が間違っているのか、
別の所に説明が書いているのかは分からないけど、
調べてみたら他の人もハマっているみたいです。。