技術英語 > no + 無冠詞名詞 > 決して...ではない > She is no liar. / There is no single path to that.


引用: 冠詞マスター教本 by 石井隆之さん

[no + 無冠詞の普通名詞]で「決して〜ではない」の意味。
(a) She is no liar. (彼女は嘘つきどころではない[むしろ正直ものだ])
(b) She is not a liar. (彼女は嘘つきではない)
※ (a)は(b)より意味が強調される。

noの場合は「a」が付かない(無冠詞)。

She is not a liar. She is rather an honest person.

She is no liar.
と短く言えるということなのだろう。



noつながりで思い出したのは

No offense. (気を悪くしないでね)

Star Trek Voyagerのいくつかのエピソードで出てきた。
トレス中尉が同僚に言う場面だったかと思う。



昔の勉強メモを見ていて、以下の文例を見つけた。

There is no single path to that.
「not the only possible one」という意味というメモが残っている。

この場合の no single は not a single の強調と考えてもいいのだろう。

意味としては「そこへ至る道は一つとは限らない」。

「そこへ至る道は一つもない」という意味に対応するのは以下なのだろう。
There is no path to that.