docker コマンドメモ


コマンド

1.イメージのダウンロード(docker pull)

docker pull [オプション] [イメージ名] [:タグ名]
例
docker pull centos:7

2.取得したイメージ一覧の表示(docker images)

docker images [オプション] [リポジトリ名]

主なオプション

オプション 説明
-a, --all=false 全てのイメージ表示
--digests=false ダイジェストを表示
--no-trunc=false 結果を全て表示
-q, --quiet=false DockerイメージIDのみ表示

3.イメージの削除(docker rmi)

docker rmi [オプション] [イメージ名] 

4.コンテナ生成(docker create)

イメージからコンテナを生成します。
※コンテナの起動はしません。

docker create

5.コンテナ生成/起動(docker run)

イメージからコンテナを生成し、コンテナ上でプロセスを起動します。

docker run [オプション] [イメージ名] [:タグ名] [引数]
例
docker run -it --name "exampleimage" centos /bin/bash
  • docker run: コンテナを生成し、実行
  • --it: コンソールに結果を出すオプション
  • --name "exampleimage": コンテナ名
  • centos: イメージ名
  • /bin/bash: コンテナで実行するコマンド
オプション 説明
-a 標準入力(STDIN)、標準出力(STDOUT)、標準エラー出力(STDERR)にアタッチする。
--cidfile="ファイル名" コンテナIDをファイルに出力する。
-i, --interactive=false コンテナの標準出力を開く。
-t, tty=false tty(端末デバイス)を使う。
--name コンテナ名

6.コンテナ起動(docker start)

停止中のコンテナを起動します。
コンテナ識別子を指定して、コンテナを起動します。

docker start [コンテナ識別子]

7.コンテナ停止(docker stop)

起動しているコンテナを停止します。
コンテナ識別子を指定して、コンテナを停止します。

docker stop [コンテナ識別子]

8.コンテナ削除(docker rm)

コンテナを削除します。
削除対象のコンテナが停止している必要があります。

docker rm [コンテナ識別子]

9.稼働コンテナの一覧表示(docker ps)

docker ps [オプション]

コマンド結果

項目 説明
CONTAINER ID コンテナID
IMAGE コンテナ元のイメージ
COMMAND コンテナで実行されているコマンド
CREATED コンテナの作成からの経過
STATUS コンテナの状態
PORTS 割り当てられたポート
NAMES コンテナの名前

10.稼働コンテナへの接続(docker attach)

docker attach [コンテナ名]

11.稼働コンテナでプロセス実行(docker exec)

バックグランドで実行しているコンテナにアクセスしたい時に、docker attachコマンドをしても、シェルが動作していないときは、コマンドを受け付けません。そんな時に、使用するコマンドです。

docker exec [オプション] [コンテナ識別子] [実行するコマンド] [引数]