GoogleアシスタントをAlexa Skillにして「アレクサ、オーケーグーグルで天気を調べて」をGoogleアシスタントの声で応答する
前回「GoogleアシスタントをAlexa Skillにして「アレクサ、オーケーグーグルで天気を調べて」を実現する」という投稿をしました。
少し改良し、Googleアシスタントの声で応答を返すように改良しました。
こんな感じです。
— moritalous (@moritalous) 2018年1月14日
処理の流れ
- Echoに話しかける
- Skill Kit(AWS Lambda)にリクエストが来る
- Googleアシスタントにリクエストを投げる
- Googleアシスタントからレスポンス(音声・テキスト)が返却される
- 音声を一度tmp領域にファイル出力する
- ffmpegでAlexaのフォーマットに変換する
- 変換した音声ファイルをS3にアップロードする(バケットはパブリック公開しておく)
- S3にアップロードした音声ファイルのURLをaudioタグに入れたSSMLレスポンスを返却する
- EchoがGoogleアシスタントの声で返事をする
長くなりそうなので、要点だけ解説します。
ソースコードはこちら
Googleアシスタントからのレスポンスをファイルに出力する
Googleアシスタントのレスポンス中のresp.audio_out.audio_data
が複数に分割されて取得されるので、連結してファイルに出力します。
response_audio_data = b''
for resp in self.assistant.Assist(iter_assist_requests(),
self.deadline):
if resp.audio_out.audio_data:
response_audio_data += resp.audio_out.audio_data
def save_file(output_path, binary):
with open(output_path, "wb") as fout:
fout.write(binary)
音声ファイルをAlexaのフォーマットに変換する
Googleアシスタントのレスポンスは、mp3で取得できますが、Alexaが求める要件は以下の用になっています。
必要に応じて、変換ソフトウェアを使用してMP3ファイルを必要なコーデックバージョン(MPEGバージョン2)とビットレート(48 kbps)に変換してください。
丁寧にffmpegのパラメーターの記述もあります。
ffmpeg -i <input-file> -ac 2 -codec:a libmp3lame -b:a 48k -ar 16000 <output-file.mp3>
ffmpegはLambdaの環境には準備されていないので、デプロイパッケージに含める必要があります。
ffmpegは ここ の「Linux Static Builds」のリンク先からx86_64 build
のものを取得しました。
取得したファイルの中にある、ffmpeg
バイナリーのみを、デプロイパッケージのルートに格納されるように圧縮します。
Pythonのプログラム中でffmpegを呼び出す部分はこんな感じです。
def convert(input_path, output_path):
try:
command = './ffmpeg -i '+input_path+' -ac 2 -codec:a libmp3lame -b:a 48k -ar 16000 -af volume=2.0 ' + output_path
output = subprocess.check_output(
command, stderr=subprocess.STDOUT, shell=True, timeout=3,
universal_newlines=True)
except subprocess.CalledProcessError as exc:
print("Status : FAIL", exc.returncode, exc.output)
else:
print("Output: \n{}\n".format(output))
つづく
Author And Source
この問題について(GoogleアシスタントをAlexa Skillにして「アレクサ、オーケーグーグルで天気を調べて」をGoogleアシスタントの声で応答する), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/moritalous/items/bdd5036c172b80b368cf著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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