Alexaで「会話っぽい形」を成立させるためのサンプル発話3分類。


Alexaって「音声コマンド」でしかないのですが、そこなんとか「何となく会話できてる」感を出したい!
というのが人情、というか、クライアントのウケが良い、というか、がありますよね?ね?!

試行錯誤の結果、以下の3分類を念頭において「サンプル発話」を作成するとそれっぽくなりました。
悩んでる方の参考になれば。
一応言っておくと、これが完璧な回答、というわけではないです。

以下、[]がslotになります。

名詞を含む系

名詞をフックにしてコマンドを成立させる系。天気とか日の指定も名詞、扱いです。
[製品名]をおしえて
[製品名]の評判は?
明日の[サービス名]のおすすめは?
[昨日]のメニューを教えて
[雨]の日に使えるやつは?
みたいな感じ。
一番多いんだけど、単語の誤認が多いので難しい。
特に数字の発話認識は誤認が起きやすい感じがあるので、slotでの数字の扱いは可能な限り排除したいところ。

質問系

使ってる人が大雑把な質問を投げてくるのを想定、したケース。
これへの対応が広いと会話に奥行きが出そうだと思ってる。
ただ、ほぼ文章を丸ごと登録する感じになる。使われやすくするのが難しい。
[何ができるの]
[何を教えてくれるの]
[このスキルって何]
みたいな感じで投げやりな発話を受け止める。

コマンド系

もうそのまんま。あれやってこれやって、系。
[前]の話に移動
[最初]から
これを含めるとスキルの遷移が複雑になりすぎるのでオススメしない。