Cloud Days / Alexa Dayにみるクラウドベースのサービスのいま
2月20日・21日と、日経BP主催の大型ITイベント Cloud Days 東京 2018が開催されました。Cloud Days / IoT Japan / Security 2018 / ビジネスAI 2018との共催というクラウドをベースにしたITの最新動向をみることのできるイベントです。各種セミナーも開催されましたが、その中でクラウドサービスとして世界シェア3位にあたり「Alibaba Cloud」の仕組みや先進的な事例を紹介してくれた講演のレポート記事をピックアップして紹介します。
また、2月12日には神戸の三宮で「Alexa Day 2018」が開催されました。スマートスピーカAmazon Echoなどに搭載されているAmazonの自然言語エンジン”Alexa”。AmazonのユーザグループであるJAWS-UGの神戸の人たちを中心とした有志による主催のイベントです。Alexaの大型イベントがまだ開催されていないこともあり、首都圏からも多くの人が足を運んだようです。Alexaの事例紹介としてNRIやパルコの方からの講演もあり、有志によるイベントとは思えない規模のイベントになったようです。オンラインメディアの記事からピックアップして紹介します。
※下記サイトからの転載。ビッグデータ・AIなどに関するトピックを毎週取り上げています。
TechCrowd: https://www.techcrowd.jp/related/
クラウドこそセキュリティーに高い信頼性 「ビッグデータ時代」を支えるAlibaba Cloud
オンラインニュースのJ-CASTのCloud Days講演レポートです。Alibaba Cloudの仕組みや先進的な事例を紹介した、SBクラウド・プロダクト技術部のソリューションアーキテクト、奥山朋氏の講演をレポートしています。日本では2016年12月から、SBクラウド(本社・東京)がAlibaba Cloudの国内データセンター運用やサービスのローカライズ、日本語サポートの提供を行っています。
アリババグループは、電子商取引をはじめ物流、動画などのエンターテインメント、金融サービス「Alipay」と幅広い分野をカバーする中国の代表的なIT企業です。アリババグループが提供するクラウドサービスが「Alibaba Cloud」。中国市場でのシェアはアマゾンの「AWS」やマイクロソフトの「Azure」といったクラウドサービスを抑え首位、世界シェアでも3位になるようです。
中国でAlibaba Cloudが顧客から求められる理由に、セキュリティーの堅牢さがあるとのこと。現在、中国では、外部からパスワードを不正に割り出そうとする「パスワードクラック」は、毎日約2億回発生。ウェブサイトへの攻撃が毎日約2000万回、さらに、複数のコンピューターから相手サーバーに過剰な負荷を与えてサービス停止に追い込む「DDos攻撃」は同約1000回起きているとのこと。
中国ではおよそ4割の企業がAlibaba Cloudを利用しているとのことですが、その理由として、中国では自社で重要なデータを大量に持つことが危険なためクラウドに置くという考え方が一般的なようです。
日本も順次そのような考え方が一般的になっていくのでしょうか。
この熱気こそニュース!聖地神戸で「Alexa Day 2018」なう
ASCII.jpの中のJAWS-UGコーナ、JAWS-UG on ascii.jpに掲載された“Alexa Day 2018”のレポート記事です。
2018年2月11日、神戸のスペースアルファ三宮にてAlexaの開発者向けのイベント「Alexa Day 2018」が開催。登録者で350名、チケットも売り切れた大人気イベントとなった様子を伝えています。Alexa Day 2018を主催したのは、日本上陸以前からAlexaの開発やノウハウを勉強会で重ねてきたJAWS-UG神戸を中心とした有志。
朝から始まったイベントはみずほ銀行やパルコ、TOKAIなどの豪華なユーザー事例やAlexaスキルの技術情報を紹介するセッショントラックが2つのほか、「親子で楽しむロボット工作&Alexaスキル開発ワークショップ」も開催された。また、会場の入り口ではAlexaスキルの開発を手がけるクラスメソッドやハンズラボ、TOKAIなどがアトラクションとしてブースを展示。
LT形式によるAlexaのスキルコンテスト、Alexaを含めたIoT、AI、サーバーレスなどのテクノロジーにエンジニアはどう対応していくかを語り合うパネルディスカッションも行なわたようです。
なぜEchoを店頭に置くのか?パルコがAlexaに行き着くまでの道
JAWS on ASCII.jpに掲載された、Alexa Day 2018でのパルコ林氏の講演レポートです。「Alexaによる店頭接客プロジェクトがなぜ生まれたのか」。コミュニケーション手段の変化やテナント側の人手不足といった課題を解消するため、テクノロジーで接客を拡張する必要性があったようです。
林さんはもともとは店舗のマーケティング担当でAWSの導入を進めた経験をもち、いまはグループICT戦略室の担当。林氏が中心となって手がけてきたパルコのAWS導入は多岐にわたり、店舗のWebやスマホアプリをはじめ、デジタルサイネージへのデータ供給、カメラや温度などのセンサーデータの活用、データ分析などマーケティング施策などにもAWSを利用しているとのこと。
今回の講演で紹介してくれたのは、PARCOの店舗案内に特化したAlexaスキルの開発に関して。Alexaの日本語対応を同時に発表され、現時点では池袋PARCOのショップやレストラン、取り扱い商品、周辺施設について音声で検索できる。今後、店頭にEchoを設定できるようにして、音声で問い合わせてもらうだけではなく、タブレット型のサイネージと連携して、マップでお客様を誘導できるようにしたいとのこと。
Alexa Day 2018 のロボワークショップに参加してきましたよ
Alexa Day 2018のロボットワークショップに親子で参加された方のブログです。
Alexa Day 2018の会場の様子や、ロボットワークショップの様子などリアルに描かれています。
Author And Source
この問題について(Cloud Days / Alexa Dayにみるクラウドベースのサービスのいま), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/uenohara/items/7068b56eec69d52a5139著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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