MacBook + Windows10(Bootcamp)で仮想化機能を有効化する


MacBook + Windows10(BootCamp)で仮想化機能を有効化する

前置き:ここでいう仮想化機能は、Windowsの機能の「仮想マシン プラットフォーム」ではないです。BIOS(というかCPU)のほうのです。

動機

Windows10 May 2020 Updateで、ついにWSL2(Windows Subsystem for Linux 2)が正式リリースされました。
WSL2では色々あってDockerが動かせるらしいので楽しみなので、WSL2を動かすための仮想化機能の有効化を頑張る。
(MacBookにはBIOSがなく、BootcampでWindows10を起動すると仮想化機能が無効になっている)

想定読者

MacBook + Windows10(Bootcamp)でWSL2を使おうと色々設定進めるうちに、「あれMacBookでBIOS設定ってどうやるんだ」とつまづいた人。

環境

  • MacBook Air(2014年くらいのモデル)
    • MacBookでも同様?
  • Bootcamp + Windows 10

方法

MacBook(Air)でBIOS(UEFI)の仮想化機能を有効化する方法は、一旦MacOSXを起動して起動ディスクをBOOTCAMP Windowsに設定して再起動すること(システム環境設定→起動ディスク)。

OSXで再起動を押すとWindowsが起動してきて、その時は仮想化機能が有効になっている。
その後もWindowsの「再起動」であれば仮想化機能は有効なまま。
(高速スタートアップが有効であれば?)
ただしシャットダウンすると、再度OSX経由でWindowsを起動する必要がある。

有効化されていることの確認方法

タスクマネージャー
→パフォーマンス タブ
→CPU
→グラフ下に「仮想化: 有効」とあればOK。無効であればNG。

この状態であれば、wsl --set-version Ubuntu 2などのコマンドが成功すると思います!