AWSでサービス構築する際に、拡張しておいたほうがよいリソース


AWSのサービス運営において、リソースが初期値のままでは不足してしまったリソースを洗い出してみました。

AWS公式記事

こちらに初期値の一覧が記載されています。

AWS サービスの制限
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/general/latest/gr/aws_service_limits.html

開発において拡張したリソース

VPC関連

Elastic IPs

初期値 5
主な利用用途:EC2、ALBなど
グローバルIPアドレスを使用するEC2インスタンスなどを、多く作成するとすぐに上限に到達してしまいます。

リージョン当たりの VPC

初期値 5
主な利用用途:AWSのネットワーク構築
1アカウントで複数のシステムを管理する場合や、システム環境単位にVPCを分割する場合は、VPCが不足すると思います。

アベイラビリティーゾーン当たりの NAT ゲートウェイ数

初期値 5
主な利用用途:VPCでのネットワーク構築

リソース上限の拡張方法

AWSサポートセンタ から、リソース上限の拡張申請を出します。
申請から反映にはリードタイムがあるので、新規構築の場合は早めに拡張申請しておくとあわてずに済みます。

所感

3システム以上稼動させるなら、リソースが上限値になることが増えてきます。
あらかじめ分かっている場合は、あらかじめ拡張しておくとよいでしょう。

他に

これもあったほうが良いよ!などありましたらコメント頂ければ幸です。