ネットワークに関する用語をまとめてみた


はじめに

ネットワークに関する用語をまとめてみた

回線について

下回り=アクセス回線 とは

  • 広域の通信回線網を構成する回線のうち、通信事業者の拠点施設(ISP)と加入者宅・施設を結ぶ回線のこと
  • 光回線であれば光ファイバーを使っている
  • 回線業者は、インターネット接続に物理的に必要なインフラである光ファイバー(回線)を貸しています
  • 回線業者は、物理的な「回線」を提供する事業者

回線業者 = 電気通信事業者

主な回線事業者
回線によって プロバイダが選択か固定か異なる

  • NTT東日本、西日本
    • OCN光、ドコモ光、ソフトバンク光など
    • NTTの光を利用していても、それぞれ利用者によって契約しているプロバイダは違ってきます
  • KDDI
    • auひかり
  • So-net
    • URO光
  • 電力系
    • eoひかり、コミュファ光、Pikara、BBIQなど
    • 回線事業者が回線とプロバイダを兼ねていることがほとんど
  • ケーブルテレビ
    • JCOM
    • ケーブルテレビも電力系と同じです。回線とプロバイダの両方をセットにして提供しています。
    • 例えば、J-COMなら プロバイダは必ずJ-COMです。

ISP(プロバイダ、接続業者)

  • 実際にインターネットに繋げるのが「プロバイダ」
  • 数百社以上のプロバイダーがあるといわれていますが、その中には、OCNをはじめ、OCNやBIGLOBE、So-net、@nifty、Plala、Yahoo!BB、など多数有名な大手事業者から、小規模な事業者まで存在します。
  • インターネット接続は「回線」+「プロバイダ」が必要

収容局とは

  • 収容局とは、敷設されている電話回線や光ファイバーが収容されている局設備を指す。
  • 基本的に、事業所や家庭に引き込まれている電話回線や光ファイバーは、最寄りの収容局に集められ、基幹となるネットワークに接続されている。
  • 特に、電話回線を利用してブロードバンドサービスが提供されるADSLは、物理的な収容局との回線長により通信速度が大きく左右されるので、利用場所と収容局との位置関係は重要となっている。

電気通信事業者 = 回線事業者

  • アクセス回線を保有する事業者
  • ISPとは別 NTTグループ NTTコミュニケーションズ NTT東日本 NTT西日本 NTTドコモ(携帯電話・PHS) KDDIグループ 沖縄セルラー電話(携帯電話) UQコミュニケーションズ(WiMAX) ソフトバンクグループ ソフトバンク(携帯電話・PHS) ウィルコム沖縄(PHS) その他 オプテージ アルテリア・ネットワークス 楽天コミュニケーションズ ソニー 電力系通信事業者(地域NCC) 北海道総合通信網 東北インテリジェント通信 中部テレコミュニケーション 北陸通信ネットワーク オプテージ エネルギア・コミュニケーションズ STNet QTnet 沖縄通信ネットワーク 東京テレメッセージグループ(PHS) 東京テレメッセージ 沖縄テレメッセージ

などなど

インターネット回線を申し込むときは『プロバイダ』+『回線』が必要
サービスによってはプロバイダと回線がセット

アクセス回線(インターネット回線)の種類

  • CATV
    • ケーブルテレビ会社がプロバイダ
    • ケーブルテレビに加入している人におすすめ
  • ADSL
    • 高速・大容量通信サービス
    • 電話回線
    • 光ファイバーのサービスが提供できないエリアでは現在でも主力の回線
    • 上り:5Mbps 下り:50Mbps
  • ISDN
    • 通信の時間に応じた料金
    • 64Kbps程度
  • ダイヤルアップ接続

    • 54Kbps
  • ブロードバンドとは

    • ADSLや光・IP通信網サービス、CATV等の高速・大容量の通信を総称してブロードバンドと呼んでいます。
    • 光、CATV、ADSL

FTTHとは

FTTHとは、光ファイバケーブルを一般個人の家屋へ直接引き込んだネットワーク回線構成のことである。 光通信を利用した次世代のブロードバンド通信サービスの総称として用いられる場合もある。 FTTHは、従来利用されてきた銅製の電話回線を光ファイバ回線に置き換えることによって、高速かつ大容量のデータ通信サービスを実現する。

アクセス回線

  • ISPの入り口までの物理的な回線。家-電柱-収容局-電柱-収容局-ISP
  • 光or電話回線

ダークファイバ

電気通信事業者などが敷設しながら使われていない光ファイバーのこと

ネットワーク設計

ネットワークの速度と帯域

帯域

  • 道路の道幅と同じ意味合い、帯域幅が広いとは道路でいうと車線が多いということ
  • 帯域はbpsであらわす。bpsとは1秒間にどれだけ多くのビットを送信出来るか
  • 例えば、100Mbps回線(100/8=12.5Mバイト)で、100M容量は(約9秒で)に送れる
  • 帯域=速度?
    • 帯域=速度のイメージがあるがbpsはあくまでも1秒に送れるビットのこと
    • なのでKBとか数MBなどの容量の通信だけなら1Gbpsでなくても100Mbpsでもことたりる

帯域幅が大きくなれば速度が増すわけではありません
ISPが速度といってるのは帯域のこと
一般家庭が契約しているWANなどは利用者が多くなると当然、利用できる帯域が狭くなる

参考

https://beginners-network.com/taiiki.html
https://learningnetwork.cisco.com/docs/DOC-29276

ネットワークが遅い

https://www.nttdocomo.co.jp/support/hikari_trouble/speed/line_connection.html
https://xn--eckwc2b1a4i9522boq6b.net/optical_fiber_slow.html

ネットワーク機器

シスコポート番号

  • スタック未対応
    • [slot] / [port] というフォーマットになります。
    • 固定型の機器では、は基本的に固定で0
  • スタックに対応しているCatalystスイッチでは、
    • [stack-member] / [slot] / [port] というフォーマットになります。

VLAN間ルーティング

一般的には、部署ごとやフロアごとにネットワークを分割することが多いだろう。レイヤー2スイッチで分割したネットワーク、すなわちVLANは相互接続されていない。
VLAN間での通信を実現するには、ルーターまたはレイヤー3スイッチでVLAN同士を相互接続しなければならない

ルータとL2スイッチでVLANルーティングをする場合

ルーターを介したVLAN間の通信は、ルーターとレイヤー2スイッチ間のリンクがボトルネックになる可能性がある。また、ルーターを別途接続するとネットワーク構成も複雑になってしまう。

L3スイッチ

  • 異なるネットワーク(VLAN)であればIPアドレスに基づいてデータを転送
  • ルーティングでインターネットとつなげるというよりも、LANでネットワークを分割したいときなどに使われるイメージ

プロトコルなど

ICMP

ICMPがネットワーク層で動作するとはいえ、下図の通り正確にはIPプロトコルの上位に位置しているようだ

ip:icmpメッセージ

tftp

シスコではtftpを使ってファイルを受け渡しをするみたい
TFTPプロトコルをNWエンジニアが使用する時はルータをTFTPクライアント、PCをTFTPサーバとして
ルータのIOSソフトウェアをアップロード、またはダウンロードする際に使用するケースがほとんどです。
Ciscoルータでは、IOSをアップデートしたりする際にTFTPサーバーを使用

copy run tftp

copy running-config tftp

 RAMの「running-config」をTFTPサーバにコピーします。コマンドを入力するとTFTPサーバのIPアドレスを聞かれます。続いて保存するファイル名を聞かれます。デフォルトは、「ルータ名-confg」になります。このファイル名でよければ、Enterキーを押します。

Tokyo#copy running-config tftp
Address or name of remote host []? 192.168.1.1
Destination filename [tokyo-confg]?
.!!
417 bytes copied in 4.608 secs (104 bytes/sec)

●copy tftp running-config

TFTPサーバから、設定ファイルをRAMにダウンロードします。ダウンロードするとすぐに反映されます。

スイッチ

L2スイッチとL3スイッチの違い

L2スイッチでVLANを分けても、VLAN間での通信はできません。これができるのがL3スイッチです。

フェイルオーバー

冗長化構成でアクティブなノードからバックアップノードに自動的に切り替わること

# リダイレクト
* HTTPではリダイレクトするときに300番台のステータスコードを使用する
- 301 URLが新しいURLへ永久的に変更されたこと。リダイレクト先がインデックスされる
- 302 リダイレクト先は一時的なURL。リダイレクトもとがインデックスされる

クッキー

Set-Cookieフィールド

サーバーがクライアントにクッキーとして保存してほしい値をSet-Cookieフィールドにセットしてレスポンスに含める。レスポンスを受け取ったクライアントはCookieをブラウザに保存する。そして、それ以降のリクエストには受け取ったCookieをそのままリクエストするようになる。

domain

  • デフォルト(このオプションを設定しない場合)は、同一のオリジンでのみ利用可能なクッキー。CORS
  • このオプションを設定した場合(domain=aaaa.com)は、ブラウザはそのドメインとそのサブドメインのサーバーにクッキーをつけてリクエストする

LB

NAT方式

  • LBでIPアドレスを書き換える(宛先アドレスをwebサーバー)でwebサーバに送信
    • LBに届くクライアントからの宛先アドレスはVIP
  • サーバーからのレスポンスもLBを中継。IPアドレスを書き換える(送信元アドレスをVIP)
    • webサーバーからのレスポンスは送信元アドレスがwebサーバーのIPなのでVIPに戻す必要があるのでLBで書き換える

DSR方式

  • サーバーからのレスポンスをLBを介さずに直接返すこと
  • LBにVIPを設定する
  • LBの先のサーバーのループバックアドレスにVIPを設定する
    • レスポンスでLBを通さない(送信元IPをVIPに書き戻さない)のでVIPに設定する必要がある(LBと同じにする)
    • LBと同じVIPを設定するとARPに答えちゃうので、ループバックアドレスはARPに答えないなどの設定が必要

IPアドレス

プライベートIP

  • クラスA
    • 10.0.0.0〜10.255.255.255/8
  • クラスB
    • 172.16.0.0 から 172.31.255.255/ ## ループバックインターフェース
  • IP のループバックアドレスとは、その機器自身を表す IP アドレスです。普通のIPアドレスは物理インタフェースに紐付いているため、インタフェースがリンクダウンするとその IP は使えなくなり、疎通が取れなくなります。ですがループバックアドレスはその機器が起動していればその IP を使うことができます。
  • 127.0.0.1/8の範囲であれば利用可能
  • 自分の使っているコンピュータ上で動いているサービスに接続したりすることのできるIPアドレス
  • 「自分自身」を表すIPなので外部からアクセスしても自分にアクセスする

その他

TCPコネクションとは

TCPの3wayハンドシェイクで確率される一連の通信