Pythonパッケージマネージャpipをインストールします.

Pythonは、標準ライブラリに多数の異なるタイプのモジュールを搭載した『内蔵バッテリ(/開梱即用)』式のプログラミング言語ですが、Python Package Indexから多くのサードパーティ製ライブラリ、フレームワーク、ツールを入手してインストールできます.これらのサードパーティ製パッケージをインストールするには、開発者はツールpipをインストールする必要があります.ツールをインストールすると、多くの自生問題を解決する必要があることを意味します.この場合、ensurepipで解決します.
取付pip次の例では、pipがインストールされていない仮想環境構成を使用します.

$ python3 -m venv --without-pip /tmp/demoenv
$ ls -F /tmp/demoenv/bin

activate
activate.csh
activate.fish
python@
python3@

コマンドラインモードでは、Pythonインタプリタを使用して-mオプションのensurpipコマンドを実行します.デフォルトでは、標準ライブラリからpipをコピーして使用します.このときのpipバージョンは、後続で自動的に更新できます.最新のpipバージョンが同期してインストールされていることを確認するには、ensurepipコマンドを実行しながら--upgradeオプションを使用します.

$ /tmp/demoenv/bin/python3 -m ensurepip --upgrade

Ignoring indexes: https://pypi.python.org/simple
Collecting setuptools
Collecting pip
Installing collected packages: setuptools, pip
Successfully installed pip-8.1.1 setuptools-20.10.1

仮想環境ではpip3およびpip3.5コマンドが使用され、setuptoolsの依存環境が同期してインストールされます.

$ ls -F /tmp/demoenv/bin

activate
activate.csh
activate.fish
easy_install-3.5*
pip3*
pip3.5*
python@
python3@