wordpressにredis(Redis Object Cache)を導入すると、表示速度は速くなるか


やりたいこと

wordpressがとてつもなく重い
redisを活用したときに、表示速度がどのくらい改善するかを検証する
今回は、redisプラグイン「Redis Object Cache」を利用する

インストール先環境

cat /etc/centos-release

CentOS Linux release 7.2.1511 (Core) 

redisインストール

インストールのやり方は、こちらを参照

wordpressプラグインをインストール

いくつか方法がある中で、今回は1番手軽にできそうな「Redis Object Cache」を使ってみる

https://srd.wordpress.org/plugins/redis-cache/

インストール後に、プラグインを有効化する

wp-config.phpの設定

  • hostの設定(必要に応じて)
define('WP_REDIS_HOST', '<指定のredisサーバIP>');
  • keyのexpireの設定(必要に応じて)
define('WP_REDIS_MAXTTL', 3600);

その他設定も指定して変更が可能(以下リンク参照)
https://wordpress.org/plugins/redis-cache/other_notes/

Redis Object Cacheの設定

  • wordpressの管理画面から、「設定 > Redis」を選択

  • Serversの欄に、上記のwp-config.phpで指定した変更が適用されているかを確認

  • 設定が問題なければ、「Enable Object Cache」を選択し、有効にさせる

  • Statusが、Connectedになっていれば、設定完了

Redisが効いているかを確認する

redis-cli
127.0.0.1:6379> keys * 

反映されていることを確認

結果

対応前:995ms
対応後:556ms

redisのおかげで、2回目以降のページ表示速度は速くなった!

もともと表示速度が遅いこともあり、他に改善の余地がありそうだが、
redisによって、パフォーマンスが一部改善した