Ubuntu 18.04 Nvidia RTX 2060 Super


Ubuntu 18.04 で RTX2060 Superを

出たばかりの Geforce RTX 2060 SuperをUbuntuで動かす・・

UEFIブートでLiveUSBからUbuntu 18.04 日本語Lemixでインストールしたはいいが、起動後画面が乱れてログイン不可。

新しいカードはLinuxでは昔からご法度だったよね、と言いつつ標準ではsshdもインストールされて無いから諦め、古いグラフィックカードで再インストールしました。

Nvida公式サイトから新旧のカードをサポートしたドライバを探す
https://www.nvidia.com/Download/index.aspx?lang=en

手持ちのお古は750ti、これとRTX2060 Super どちらもOKなバージョンはというと 430.40 となりました。手順としては、

・750tiでUbuntuをインストール
・Nvidiaドライバを入れたあとグラフィックカードを交換
・デフォルトのログイン画面の固定

まずはデフォルトのnouveauが動いていれば無効化して設定を反映。

lsmod | grep -i nouveau 

cd /etc/modprobe.d/
sudo vi blacklist-noveau.conf

blacklist-noveau.confが無ければ作り、以下の2行を記載します。
blacklist nouveau
options nouveau modeset=0

・設定を反映させ

sudo update-initramfs -u 

Ctrl+ALT+F1キー等でCLIモードに入って作業。apt searchしてバージョン確認後にインストール->430.26が入りました。

apt search nvidia-driver-430
sudo apt -y install nvidia-driver-430 
reboot

☆Nvidiaから.runファイルを落としコンパイルして導入、またはppaリポジトリを追加してインストールする手もありますが、この後Tensorflowも導入してゆくつもりなので、環境が荒れないよう公式リポジトリからとしました。

・さて、手持ちのRTX 2060 Super の出力端子は3つあり、デュアルモニタでDPとDVIを使っていると、ログイン画面だけDVI側に出ます。カード自体にどのポートから出力するかの順番があるらしいですが、苛つくので固定しました。

・ドライバと同時にインストールされたアプリのNvidia X Server Setting を起動
X Server Display Configuration で設定、
[ Make this the primary display ]にチェック、
[ Save to X Configuration File ] で/etx/X11/xorg.conf に保存(su パスワード必要)
〜オリジナルはバックアップされるようですが、念の為どこかに保存が吉。

・ログイン画面のディスプレイサーバーがWaylandになっているのをXに

sudo vi /etc/gdm3/custom.conf

行頭の#を削除して保存、再起動後はログイン画面はメインモニタに出ました。
 #WaylandEnable=false

めでたし、めでたし。