MSIのGS65にUbuntuを入れて使ってみた


機械学習用のノートパソコンが欲しい!

MSIのGS65 Stealth(RTX2070-MaxQ搭載)を機械学習用に使います.

自分にとっての作業ボトルネックが通信コストでした.
もちろんまとまった学習タスクはサーバーに投げますが,PoCぐらいまではローカルでコーディングから実行までまとめてできると作業効率が数倍良いです.

この文書には何が書いてあるか

そこでUbuntu 18.04 LTSをセットアップしましたが,その上で生じた問題とその解決策を(その解決策を使った日付とあわせて)記録しておきます.

(20190916) Ctrl-;に「クリップボードから貼り付ける項目を選択」のメニューが割り当てられている

FcitxのClipboardというアドオンのせいだそうです.「Fcitx設定」からキーバインドを変えました:
https://askubuntu.com/questions/894673/why-my-ctrlsemicolon-was-binded-globally

(20190916) SuspendするとWiFiデバイスが認識されなくなる

正直原因はよく理解していないですが,「Suspend後に機内モードのショートカットを2回押す」ことでWifiが復活するようです.
機内モードのショートカットは,以下の方法で有効にする必要があります:
https://askubuntu.com/questions/1043547/wifi-hard-blocked-after-suspend-in-ubuntu-on-gs65/1057793#1057793
ここにもその方法を書いておくと,
1. $ sudo vim /etc/default/grub して GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="acpi_osi=! acpi_osi='Windows 2009' quiet splash" を書く
2. $ sudo update-grub
3. $ reboot
ここまでやると,「Fn+F10」で機内モードを操作できるようになります.サスペンド後にこの組み合わせを2回押せばWifiが有効になります.
もちろんこれは理想形ではないのですが,自分の環境では唯一Wifiが再度有効になる方法でした.
もし有効な方法が出てきたらこちらに追記します.

原因について:
サスペンド前後では,$ lspci -knn | grep Net -A3; rfkill listの出力の「Wireless LAN」のHard blockednoからyesに変化します.直接の原因かどうかは分かりませんが関係はありそうです.