テストはおもしろい


はじめに

DeNA 様主催の「DeNA QA Night #3 」というイベントに行ってきました。
https://dena-qa-night.connpass.com/event/131229/

プログラムで以下のことを話されていました。

  • テスト観点に関する取り組み事例
  • パネルディスカッション
    • QAエキスパートが喋り倒す夜

パネルディスカッションのなかで「テストってなにがおもしろいですか?」
という質問があがったのだが、自分にもとっても考えさせられる内容だった。

人それぞれのたのしさがあるので、何が正しいのかを問うものではなく自分としてテスト業務の楽しさ、すばらしさを伝えれるようになりたいと思った

テストとは

様々な定義があるのはちょっとはわかったうえで、テストとは、基本は健康診断や診療(バグ発見)や体力測定(性能評価)と思っている。

病巣となっている部分を確実に発見することが使命であり、このテスト工程で適当な診断をして見逃すとあとあと大変なことになる。

単なる風邪と診断されて適当に処方箋もらったが、その2日後息苦しくて精密検査すると後肺炎だったという実績ありww

テストは楽しい?

健康診断や体力測定自体が楽しいかというと、残念ながら、それ自体はそれほど楽しいわけではない。

病気(バグ)を見つけても懸賞金などないし、見つけると健康診断と同様に再検査しなければならないし、後工程などでリリース間近になると煽られるし。。。

しかも、子供のころは、かーちゃんが飯を作ってくれるのが当たり前的な感じで、特別に目立って感謝される仕事ではないという事実。

そんなことで、与えられたテストケースをこなすだけのテスト実施のみだけだと、あまり楽しいものではないと思う。

それでもテストはおもしろい

ネガティブなことばっかり書いたが、それでもテストはおもしろい
上記に書いたテストケースをこなすだけではないことが前提ではあるが。。。

まずは、バグを見つけるため、いろいろなテスト技法と経験などでテストを考えれること。
そのテストで狙ったようにバグが出ると、テストのやり甲斐があったと感じる。
湯本さんが「カッコいいバグを見つけたい」と言っていたかな?それに当たるかもしれない

テストに関する技術や手法、考え方も、さまざまなものが出てくるので、それを取り入れて自分なりの工夫で実践できるのもおもしろい。

そして、誰よりも早く最新の製品やらツールに触れることができるので、新しいもの好きにはたまんない。さまざまなOSやらファームウェア、ツールの知識も得られるし、そしてプログラム(職業プログラマーまで行かないけど)もできるので、幅広く技術情報を得ることもできる。

最後に、直接的な開発(製造)はしていないけど、やっぱり物作り、モノ(機能)を育成している感が一番おもしろいし、そしてたのしいと思う。