データグラム、セグメント、パケット、フレームについて整理


OSI参照方式において、扱われる各データの単位について、理解できていなかったので整理。

  • データ

コンピュータが記録・処理できる形式にした文字や符号、数値などのまとまり。

  • 情報
    人間にとって意味のあるものや、データを人間が解釈した結果のことを情報と呼ぶ

  • セグメント

トランスポート層において通信されるデータの単位で、TCPヘッダが頭に付けられたもの
ヘッダには、データの順番や再送機能が付与されている。

  • データグラム

トランスポート層において通信されるデータの単位で、UDPヘッダが頭に付けられたもの
ヘッダには、データの順番や再送機能が付与されている。

  • パケット

ネットワーク層において通信されるデータの単位で、
「ヘッダ+セグメント」または「ヘッダ+データグラム」。

ヘッダは、IPアドレスなど。

  • フレーム

データリンク層において通信されるデータの単位で、
ヘッダ + パケット + トレーラ からなる。

ヘッダは、MACアドレスなど。
トレーラは、エラー検出情報。

http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0802/26/news135.html
https://www.nttpc.co.jp/yougo/データグラム.html

  • ソケット

通信するアプリケーション同士の出入り口のことで、
IPアドレスとポート番号の組み合わせで表現できる。
ソケット通信では、TCP、UDPのいずれかを利用する。