新人エンジニアが情熱プログラマーを読んだ話


新人エンジニアが情熱プログラマーを読んだ話

新人エンジニアとなって今はRailsでアプリケーションの開発に携わっている。
エンジニアとして働くならこの本を読んでおけ!的な記事で「情熱プログラマー」を見つけて読んでみたので感想とまとめを書いてみる。
本の詳細な部分には触れないので気になった方は是非とも読んでみんてください

情熱プログラマー

本の内容としては細かな技術的事柄についてはほとんど触れていない。
コードなんてものは出て来なかった。

プログラマーという職業を通して単に金を稼ぐことでもなく、
社内で出世することでもなく、
楽しくそして、幸せになれるようにという思いが込められていることは、
本を読んでいてとても伝わってきた。

その中でも自分の心に残ったトピックを2つ挙げてみたい。

既にあなたは時代遅れである

Webエンジニアとして食っていくならRubyをやっておけば大丈夫?
本当だろうか?

こんなことを言ったら
プログラミングスクールの方に怒られてしまうかもしれない。

このトピックは自分の心に最も響いたトピックのひとつでした。
技術はいずれ朽ち果てます。そしてこの業界ではそのスピードはとても早く、
すぐに賞味期限切れになってしまうかもしれません。

古代言語みたいな扱いのCOBOLだって当時はすげーイケてる言語だったはず。
10年経ったら、「古代言語みたいな扱いのRubyだって当時はすげーイケてる言語だったはず。」
って言われてるかもしれない(そうはなって欲しくはないけど)

じゃあどうする?

投資をすること。
投資という言葉が重要。新しい技術が生まれては日々消えていく。
どれが十年後に残っているのかを完全に知ることなんて難しいけど、
そう言った技術を学ぶ(投資をする)ことが重要。

Javaという言語が出てきた時に果たしてどれだけの人がこの言語に可能性を感じて投資できただろうか?
そこまで多くはないはずだ。でもそこで投資をできた人が、最先端の人間になることができた。

だからこそ投資をしよう。投資がうまくいかもしれない。
でも投資を失敗したという経験を得ることができる。
だからこそ自分の技術の将来を考え学んでいくべきだと感じた。

少なくとも1年にひとつ言語を習得していくべきであると筆者は述べていた。
今年Rubyをやるのなら来年何をやろうか?

常に自分への投資をしていこう

鏡の中の太った男

ダイエットをしていたら鏡の前の自分が気になるはず。
そして昨日と全く変わっていない自分をみて落ち込み、ダイエットをやめてしまう。

エンジニアに関しても同じこと、昨日の自分と比べた時に何も変わっていないように感じてしまう。
これはいい意味でも悪い意味でも起こりうる。

例えば仕事に慣れ同じ仕事を繰り返すだけの日々で、
成長が止まってしまっていたとしても1日ごとの変化をみても気づくことができない。
そして1年経った時に成長が止まっていることに気づく。
それではもう遅い

あなたを客観的に評価してくれる仲間を見つけよう
その人はあなたの過ちを指摘してくれるかもしれないし、
あなたの成長を認めてくれるかもしれない。

職場の仲間でも良いし、インターネット上のコミュニティーでも
構いません。
自分だけの秤を持つだけでなく、自分以外の場所で秤を持つべきです。

おしまい

すぐに読み切ってしまったけれど、
もう少し経験を摘んだ後にももう一度読んでみたいと思います。
その時に自分の成長と新たな発見があれば何よりです。