Safari のユーザーエージェントを任意の値に設定する


OS X で動作する Safari のユーザーエージェントは 開発 メニューから変更できますが、ウィンドウを閉じるとデフォルトの値に戻ってしまいます。

そこで ターミナル から以下のコマンドを実行するとユーザーエージェントを任意の値に変更できます。
この方法で変更すると Safari を終了しても設定したユーザーエージェントが維持されますので便利。

$ defaults write com.apple.Safari CustomUserAgent "ユーザーエージェント"

例えば Internet Explorer 10.0 のユーザーエージェントを指定する場合は以下のコマンドです。

$ defaults write com.apple.Safari CustomUserAgent '"Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 10.0; Windows NT 6.2; Win64; x64; Trident/6.0)"'

Safari の 開発 メニューから選択できる一覧は以下のファイルに XML 型式で格納されています。

/Applications/Safari.app/Contents/Resources/UserAgents.plist

※ ターミナルの作業は危険をともないますのでコマンド操作に慣れていない人は特に注意して下さい。