Apache + OpenSSLのApacheインストールオプション備忘録


Apache + OpenSSLで運用しているサーバに対し、OpenSSL-1.0.2の最新版にアップグレードを試みましたところ、全く反映されずにハマリましたので備忘録として残しておきます。

最近はロードバランサに組み込むケースが多いので、あまりやらないかもしれませんが。。

原因はこれ

# ./configure --prefix=/usr/local/httpd --enable-so --enable-ssl=shared (以下省略)

このオプションを付けると、mod_ssl.soを生成し、SSL/TLSのサポートを有効にするそうです。
(Apacheのマニュアルより)

OpenSSL更新毎にmod_ssl.soが更新されるわけは無く、、
OpenSSLを更新しても、Apache起動時に適用されるバージョンはApacheインストール時のバージョンとなります。。

ですので、OpenSSLの脆弱性に伴うアップデート実施の可能性が1ミリでもある場合は、このオプションは付けるべきではありません。