SRE本まとめ(9章 単純さ)


自分の理解を深めるためにまとめてみました。8章の続きです。

9章 単純さ

ソフトウェアに関して退屈は美徳である。必要な複雑さと想定外の複雑さとの区別を考えることは重要である。ソースコードは常にメンテナンスし、使わなくなったロジックは躊躇せず削除すべき。(バージョン管理システムを信じて!)。「最終的に完璧なものが生まれるのは、追加するものがなくなったときではなく、取り除くものがなくなったときである」という言葉がある。APIにバージョンの概念を持たせることで既存のプログラムにすぐに影響を与えることなく改修することができる。リリースに関して言えば、複数の修正をまとめてリリースするよりも小分けにリリースするほうが不測の事態が発生した際の原因切り分けがしやすくなる。

10章に続く)