Unixという考え方:読書録

読んでみて、読み物としての面白さとエンジニアにとっての大切なことの両方が感じられたので
気になったところを抜粋して残しました。

Unixは「ユーザは自分が何をしているか分かっていることを前提にしている」→システムとしての実装が軽い→使い方がわかるユーザに使いやすさや分かりやすさとして還元できる

openVMSなどが使い方がわからないユーザを取り込もうとしてる中で、Unixは「何をしているのかがわかる」ユーザを前提にしている。分かっていることが前提→わからないことに対するアプローチをシステムから削ることが可能。

プログラムを梃子として利用

プログラムの再利用は開発を加速させる。できるだけ再利用する。
部分の総和を大きくさせることができる。「部分」のもつ効能を大きくできる。柔軟性を持たせることができる。

部分の総和は全体よりも大きい

小さなプログラムがまとまって動くとき、全体よりも柔軟性に富む上にシステムとしての機能は全体よりも大きく持てることになる。