AWS Cloud9 でgithubの設定をする


環境

  • AWS Cloud9 (シンガポールリージョンのEC2上で動作)
  • Amazon Linux2
  • bash

できるようになりたいこと

SSH認証でgithub上のリモートリポジトリにpushできるようにする

手順

普通のLinux環境における設定とおなじ

公開鍵の設定

キーペアを作成する

いくつかの記事だと、デフォルトでキーペアがすでに存在していると書かれているものもあったが、現在はない様子
なので、githubに登録する用の秘密鍵/公開鍵のペアを作成する

#cloud9上のbash
$ cd ~/.ssh
$ ssh-keygen
#ここでキーを出力するディレクトリやパスワードを聞かれるのでよしなに入力する

作成した公開鍵をコピーしてgithubに登録する

  1. 「Settings」→「SSH and GPG keys」→「New SSH key」ボタンをクリック
  2. titleにわかりやすい名前(例:cloud9など)、Keyにコピーした公開鍵をペーストする
  3. 「Add SSH Key」をクリック
  4. 公開鍵の登録完了

リポジトリの設定

リポジトリをclone

リポジトリをcloneするときは、「Use SSH」から[email protected]:username/repository_name.gitをコピーしてcloneする

$ git clone [email protected]:username/repository_name.git
#このとき、先ほどssh-keygenで生成した際に入力したパスワードを聞かれるので入力する
#パスワードが一致すればgit cloneがはじまる

設定されているリモートリポジトリの確認

リモートリポジトリの確認
先ほどcloneしたリポジトリが設定されているはず

$ git remote -v
origin  [email protected]:username/repository_name.git (fetch)
origin  [email protected]:username/repository_name.git (push)

コミットしてみる

なにもcommitするものがなければ、--allow-emptyオプションをつけてcommitする

$ git commit --allow-empty
$ git push origin master

これで、githubのユーザ名やパスワードを聞かれずにリモートリポジトリにpushできればOK!